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山歩き

2019年6月11日 (火)

京都・滋賀県境・大津駅から久々の音羽山へ

2019年5月26日(日) 晴

山仲間との定例山行は、京都市山科区と滋賀県大津市との境の音羽山へ。
音羽山へは京阪大谷駅から東海自然歩道で登るのがよく使われているコースだが、階段が
続いて人も多く、私はあまり歩きたくないコースだ。
他のコースはないかと調べていると、大津駅からのコースがあるのがわかった。

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<この石柱が尾根取り付きの目印>

JR大津駅で待ち合わせ、国道1号線を渡って、山裾の音羽台へ。
取付きがわかるか心配だったが、目印の祠もうまく見つかり、すんなり尾根にのることが
できた。
けっこう利用されているようで、明瞭な道になっていた。

晴天続きで土が乾いた、下りではあまり歩きたくない急斜面を登って行くと、右手から車の
音が近づいてきた。名神高速道路の大津トンネルの上を歩いているようで、山科側の入口の
よう。しばらくすると、今度は左側から車の音。
こちらは大津側のトンネル出口のようで、樹林越しに大津のサービスエリアが見えた。

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予報によると、この日は高気圧に覆われ、5月としては過去最高の気温が予想されるとか。
大津は33度、京都は35度の予想だったが、樹林の中の道は展望はないものの、涼しくて
歩きやすかった。が、途中に道標などはまったく見かけなかった。

切り開かれた送電線鉄塔の下が唯一の展望のきく場所で、西側に東海自然歩道がある
尾根、北東に大津の街と琵琶湖が見えた。

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1時間半ほどで東海自然歩道と合流。音羽山山頂はすぐ近くだった。
まずは山頂を踏んで、「」おなかすいた〜。早いけどおひるにしよう〜!」という声で、
だいぶ早いが昼食休憩。

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<送電線鉄塔がある音羽山山頂>

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<山頂から比叡山方面の展望>

近況など交換しながら、ゆっくり昼食を摂った後、南へ歩いた。よく整備された道だ。
大津からの道は、途中で会った人はひとりだけの静かな山歩きだったが、東海自然歩道に
合流してからは次々と登山者に出会うようになった。

 

予定では牛尾観音から京阪四ノ宮駅へ下る予定だったが、この気温の中、長い舗装路
歩きはしたくない・・・の声もあり、牛尾観音へ下るか石山寺方向へ下るか、分岐まで
行って決めようということになった。
が、話しながら歩いていて気づいた時には、牛尾観音への分岐を過ぎてしまっていた。

「どうしよう? 戻る?」「戻らない」かくして、東海自然歩道で石山寺方向へ
下ることになった。
鞍部から西へ下って行くと、すぐに小さい流れ沿いの道になり、15分ほどで林道終点の
広場に出た。探鳥会らしい10人ほどのグループが休憩中だった。

 

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<西山路傍休憩地>

山のあちこちからする鳥の鳴き声を聞きながらさらに下ると、西山路傍休憩地。
この道は10年ほど前にも歩いたことがあるが、周りの木が大きくなって鬱蒼とした雰囲気
になっていた。

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車道らしい広い道を下って行くと左折する道標があり、ここからはまた登山道らしくなって
きた。野生化した?お茶の木が一面に茂るところを過ぎ、溜め池の間を行くと、鳥の声は
野鳥からカラスにかわった。
人里が近くなったことが感じられ、国分の家並みはそこからすぐだった。

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近くの東海自然歩道の道標には、『石山寺 3 . 4km』とあった。
昼過ぎのこの暑さの中、アスファルト道を1時間も歩くのか・・・ため息。

あきらめて、歩き始めてすぐバス停が見えた! ちょうどバスも停まっている。
ここは終点のバス停のようで、運転手さんにきくと、13時ちょうどに発車とのこと。
バスに乗ることに、すぐに皆の意見は一致。
冷房がきいた快適なバスは、JR石山駅までたった10分。思いがけず、早く帰宅できた日
だった。

 

JR大津駅8:30 ---8:40祠---9:30鉄塔---10:10東海自然歩道合流---10:20音羽山11:00
---11:40石山寺分岐---12:10西山路傍休憩地12:15---12:40登山口---12:53国分団地
バス停13:00発バス---13:10JR石山駅

2019年6月 9日 (日)

大阪府北河内・初めての国見山・交野山へ

2019年5月23日(木) 晴


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<交野山山頂の観音岩>


低山ハイクの仲間と北河内の国見山( 284m )と交野山( 341m))へ。
この辺りは今まで来たことがない山域で、低山だがどんなところかちょっと楽しみ!


3人で、JR津田駅から歩きはじめたのは10時過ぎ。
駅前にはおおさか環状自然歩道の案内板があった。これによると国見山まで2 . 8km、交野
山まで4 . 5km。
市は交野(かたの)市と読むが、山は交野山(こうのさん)と呼ぶようだ。


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電車の高架下を通り抜け、駅の東側へ。まずは第二京阪道路をめざして、地図を見ながら
さらに東へと歩く。このあたり、溜め池の多いところのよう。
その高架下の津田南町1交差点を直進して、池の横を進んだ。


コースとしては、池の手前で左に折れるようだが、池の奥の円通谷からも行けるはず。
谷入口には道標と石仏の祠があった。植林の中、初めは草の繁った谷沿いの道だったが、
20分ほどで尾根の道になり、まもなく他のコースと合流した。


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<展望デッキから。中央奥は京都の愛宕山。>


ときどき植林はあるが、自然林の中の整備された道で、分岐には道標がありわかりやすい。
途中の『展望デッキ』からは、北側に天王山や愛宕山・比叡山などが見渡せた。
よく見慣れたのとは、ちょっと違った方向からの展望だった。


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<国見山山頂>


さらにそこから15分ほどで最初の目的地・国見山に着いた。ん?『枚方八景』?
地図をよく見ると、このあたりは枚方市と交野市の境界近くで、津田駅から私たちが歩いて
きたコースは、どうやら枚方市だったようだ、


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山頂から南へ下って白旗池をめざした。
登山道脇には添え木をされた、ササユリが見られるようになった。ツボミはまだ小さい。
「ササユリの花、見たいな。でも、咲くのはもうしばらく先だね」と残念そうな仲間。
湿地っぽくなってキショウブの群生が出てくると白旗池はすぐ近く。
このあたりから交野市になった。


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池畔のいきものふれあいセンターそばで昼食にした。
近くでは遠足に来たらしい保育園のこどもたちがお弁当を食べていた。4 or 5歳児かな?
食べ終わると、さっそく探検に出かけるようだ。先生が遊びの導入のお話をし、みなで意気
揚々と出発して行った。


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<白旗池の堤からは交野山が見えた。>


昼食を終えた私たちは、白旗池の堤を歩き、交野山へ向かった。このあたりは交野山森林公
園になっていて、いくつもの散策路が設けられているようだ。山頂までは標高差100mほど
だが、上部はなかなかの急坂だ。
山頂が近くなり、賑やかな声がしたと思うと、こどもたちが下って来た。
「宝物、見つけたよ!」「3つあった!」口々に、誇らしげに探検の成果?を教えてくれた。


こどもたちが去って、とたんに静かになった山頂は、私たちだけ。
観音岩という名がついた巨岩からの展望は、なかなかの見晴らしだった。


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<観音岩。写真に撮ると、そんなに大きさは感じないが・・・。>


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<観音岩からの大展望。中央を横切るのは第二京阪道路。左手が大阪方向かな。>


しばらく展望を楽しんで、下山にかかった。少し戻った分岐を左に『やすらぎの道』に入り、
北西に伸びる尾根を下った。
40分ほど下って小さな鳥居がでてくると、源氏の滝公園はすぐだった。
公園奥の源氏の滝を見に行って、JR津田駅へと歩いた。


このあたり、府民の森の『くろんど園地』や『ほしだ園地』も近い。
それらをつないだハイキングコースもいろいろあるようなので、また仲間と歩いてみたい。


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JR津田駅10:15---10:35円通谷入口---11:40国見山---12:15白旗池12:45---
13:20交野山13:30---14:15源氏の滝公園---源氏の滝---15:05 JR津田駅

2019年6月 3日 (月)

台高・シロヤシオには少し早かった檜塚奥峰

2019年5月22日(水) 晴

シロヤシオにはまだ早そうだが、シャクナゲはまだ咲いてだろうと、22日(水)、O・Tさん
と檜塚奥峰へ。
飯高へ向かう道中の空は、雲がきれいな模様を描いていた。

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菅谷川右岸広場に車を停め、マナコ谷登山口へ。
途中で、ここでは初めて見る花・2種類に出会った。え? こんな花が咲くの?
何回も来ているつもりでも、その花が咲くタイミングでないと出会わないということか。

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奥峰へは何回も登っているO・Tさんだが、もっぱら大又からでマナコ谷道は今回が初めて
だそう。
林道脇の車も含め、3台の車を見たが、月・火の雨の湿りがまだ残っている植林内の登山道
に、先行者の足跡はなかった。他のコースかな?

作業小屋を過ぎ、檜塚の北尾根を登った。ここもシャクナゲが咲くところだが、下から見え
る花はわずかだ。
やっぱり裏年かと思いながら登って行くと、木の下がピンク色になっていた。
まぁまぁ咲いたようだ。もう少し登ると見頃の花があるかと期待したが見あたらなかった。

 

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シロヤシオはちょうど咲き始めたところ。開いたばかりの清楚な花が待っていた。
わずかしかツボミや花をつけていない木もあるが、たくさんつけた木もけっこうある。
そんなに裏年でもないのかな?
が、咲いているのは標高1250mあたりまでで、あとは登るほどにかたいツボミになった。

 

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急斜面を登り、ようやく檜塚に出た。汗ばんだ身体には、吹く風が寒く感じられた。
山上は葉が伸びて萌木色になった木あり、ようやく伸び始めた木あり、まだ芽吹いたばかり
の木ありで、木々の色合いも多彩で、それが青空によく映えていた。

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<ウスギヨウラクの小さな花に大きな熊蜂が頭を入れていた。>

檜塚もやはり初めてのOさんと、ここであちこちを見てしばし時間を過ごした。
カッコウの鳴き声がする。今年初めて聞くカッコウだ。これで今年も夏鳥3種は聞いた。

 

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<芽吹いたばかりのカエデの仲間>

 

奥峰周辺でもめずらしく誰も見かけず、山上は静かだった。今回も大峰山系がよく見えた。
展望を楽しんだ昼食の後、南斜面へ降りてシャクナゲを見に行った。

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<逆光で花がめだたず、ちょっと残念>

 ここはうまく間に合って、ちょうど満開。どの木もけっこう花をつけていた。

 

ヒキウス平へ向かう時、すぐ近くをハトより小さめの鳥が飛んで行った。
離れた木にとまってカッコウ!と鳴き始めた。え? あれがカッコウ?
しばらく後でもう1羽も来た。少し遠かったので、はっきりは見えなかったが、実物の姿を
見るのは初めてだ。

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ヒキウス平のシロヤシオも檜塚周辺同様、まだツボミがふくらみ始めたばかりだった。

 

ヒキウス平から見た奥峰の展望と木々の色合いを楽しんだ後、ヒキウス平から・1394へ
回って、奥ワサビ谷の源頭部を散策。
そのあとは口ワサビ谷左岸尾根へ。

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こちらから見る檜塚奥峰山頂付近は、まだ茶色が勝った色合いで、季節感はまだ早春の趣。
南斜面との違いの大きさにびっくりだ。

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<北側から見る奥峰山頂>

口ワサビ谷左岸尾根からマナコ谷道へでて、駐車地へと戻った。

 

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菅谷川右岸駐車地 9:10---9:45マナコ谷登山口---10:50作業小屋---11:55檜塚12:15
---12:35檜塚奥峰13:10---13:50ヒキウス平---14:25 ・1394---15:35山腹林道---
16:35マナコ谷登山口---17:05駐車地

 

 

 

 

 

2019年6月 1日 (土)

京都北山・新緑の京大芦生研究林をブナノ木峠(939.1m)へ

2019年5月16日(木) 晴一時曇

15日は美山町自然文化村の河鹿荘に泊まり、翌16日は京大芦生研究林のブナノ木峠へ。
このあたりは山の山頂を『峠』と表現するようで、ブナノ木峠も傘峠も三国峠も鞍部では
なくピークだ。

 

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駐車場に車を置き、橋を渡った研究林入口で、入林申請書を書いた。
近年は一般入林者の規制が厳しくなり、入口の案内板によると、公認ガイドなしで入林
できるのはケヤキ坂からブナノ木峠とトロッコ道の小ヨモギ谷までだ。
無許可入林を監視するため、林内各所に監視カメラを設置していると言う表示もあった。

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入口の案内板を見ると、ブナノ木峠取付きのケヤキ坂までは、7. 3キロはある。
溜息がでそうな距離だが、川から響いてくるカジカカエルの涼しげな声、フジの花、道端の
ササユリのツボミやミヤマガマズミ?の花が耳や目を楽しませてくれる。
昨日は見かけた花はわずかだったので、この日はいろんな花が見られるのが楽しい。

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シカの被害はここも変わらないようで、植林地に張られたネットの中では草が一面に生えて
いるのに、ネットの外は全くない。
そんな様子や林道山側のチャートの露頭など見ながら歩いていると、落合橋まで40分。
長いのはここからだ。

 

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左へ行く櫃倉谷への道を分かれ、右の内杉谷沿いの林道を歩く。
メタセコイアが並ぶ道を歩いていると、ワゴン車が追いぬいて行った。公認ガイドつきだと、
車で林道の奥まで入れるようだ。
ちょっと羨ましいが、山側斜面に咲くミヤマヨメナやホウチャクソウなど見られるのも、
歩きならではかとも思うのは負け惜しみかな?

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<ユクノキが保存木に指定されていた。私が腕をまわして一回り半はある大木だった。>

 

研究林入口から1時間20分で、二つ目の橋・幽仙橋にでた。
ここからは山肌をうねうね巻きながら標高760mのケヤキ坂まで、標高差300mを登る。
登り始めた頃はもう花が終わっていたイワカガミが、途中から開花まっ盛りの花が見られ、
ウスギヨウラクも同様だった。
他にもウワミズザクラやタニウツギなど多彩な植物。

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研究林入口を入ってすぐの川沿いの林道で、作業車に追いぬかれたが、その車の若者たち
が、ショベルカーで林道整備をしているのにも出会った。
学生さん?研究者? 研究林内の林道はこうした人たちの手で管理・整備されているようだ。

 

長い林道歩きに飽きてイヤになってきた頃、ようやくケヤキ坂に着いた。
幽仙橋から1時間半だ。ここからは林道ではなく尾根を歩こうと思っていたが、分岐には
尾根通しの道標が出ていた。ほっ、よかった!

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山頂までの時間の見通しが持てたのと、登山道になったのとで、足取りが軽くなった。
途中にも道標があることを思うと、以前は入山しやすくてもっと歩かれていたのだろう。

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今はうすくなった踏み跡を辿ること40分、ようやくブナノ木峠到着だ。
遅めの昼食を摂ると、来た道を下山だ。

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「下りは早いね!」と言いつつケヤキ坂へ下ったが、そのあとの林道歩きは長かった。
特に幽仙橋から入口ゲートまでの1時間は特に長く感じられた。
このコースでのブナノ木峠は1回歩いたら、もう良いかな・・・。

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<山頂からの下りでは、舞鶴近くの青葉山が見えていた。>

 

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<入口ゲート近くの、京大芦生研究林事務所。>

京大研究林駐車場9:25---10:10落合橋(櫃倉谷・内杉谷分岐)---10:45幽仙橋---12:10
ケヤキ坂---12:50ブナノ木峠13:25---13:55ケヤキ坂---14:55幽仙橋---15:25落合橋
---16:00駐車地

2019年5月31日 (金)

京都北山・巨木を辿り、佐々里峠から小野村割岳

2019年5月15日(水) 晴時々曇

春と秋に飯高の山に登るのが、Kさんとのここ10年ほどの恒例になっていたが、今年は
Kさんの希望で京都北山方面となった。
1日目は京都市の北端・左京区と京都府南丹市の境界にある小野村割岳(931.7m)へ。
小野村割岳は、昨年、東側から登ったことがあるので、杉の大木が多いのは知っていたが、
巨木や変木が多いことで知られた山らしい。

私の中では、このあたりの山域は『かなり遠方の山』のイメージだ。
大津市葛川梅の木から、対向車を交わすのに苦労する細い道を、うねうね走って山越えして
行く。能見口で府道38号線にでたとたん、片側1車線の立派な道になってびっくり。
待ち合わせ場所の京都市左京区広河原下之町までは2時間だった。意外と近いんだ。
ここにKさんの車を置き、私の車で佐々里峠へ。

 

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<佐々里峠の石室。>

佐々里峠には、すでに車が1台。出発準備をしていると、パトカー2台とワゴン車が来た。
警察の人が次々降りてきて、いろいろ準備している。
「捜索ですか?」と聞くと「3日ほど帰っていない人がいまして」とのこと。
私たちは一足先に出発したが、その後も登山道で何回か出会った。

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石室の左手から登る道は、昔からの芦生への峠越えの道で、尾根の西側寄りについている。
20分ほど歩くと分岐で、小野村割岳へは右へ尾根を登り、・840mから東へ向かう稜線を
歩く。この稜線は、由良川と桂川を分ける稜線でもある。

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晴天の中、杉と自然林が混ざった森の中の道は、アップダウンも少なく快適だ。
谷方向から、キョロロロロロ・・・繰り返し聞こえる泣き声はアカショウビンのようだ。

1時間ほど歩いたところで、中の空洞が黒くなった杉の大木に出会った。
「場所的に雷杉ではないようだけど」「中が焦げているのは落雷かな?」と話していると、
途中で追い抜いた二人が通りかかり、「雷杉はもっと先ですよ」とのこと。
この二人の中のおひとりはKさんの写真仲間の方だそう。このあたりの大木をよくご存知で、
大木巡り・大木探しをしておられるようだった。

 

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<落雷で幹の中が焼けた雷杉。それでも枝葉を空へ伸ばしていた。>

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<雷杉の中の空洞から空を見る。>

私たちは雷杉を見て、芦生大杉の森を見に赤崎中尾根へしばらく下ってみた。
ここでは、今まで見た中で一番の巨木を見ることができた。

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<いちばん大きいといわれる木。幹回りとか推定樹齢がわかるといいのに。>

芦生のこうした杉は『伏条台杉』ともいうのだそうだ。雪の重みに耐え、何度となく冬を越
すうちに、 枝の先の方が地上に着き、そこからも芽を出す。
長い時間の間に、元の本体の周りに幾つもの垂れ下がった枝からも芽を出した杉が、本体を
取り囲み、やがては本体と一緒にくっつきながら成長して巨樹になるのだそう。

 

雷杉まで戻って先へと進んだが、ここから先の踏み跡はもうひとつわかりにくく、時々確認
が要った。ここでも何本もの杉の大木に出会った。

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こうした杉の大木はほとんどが、その幹や木の股に他の木を寄宿させていた。
そうした木が地面に向かって伸ばす根のたくましさにも感心させられた。

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時どき、開けた場所があり、北や南側の山々が展望できるが、山名はさっぱりわからない。
途中で昼食を摂ったので、小野村割岳山頂に着いたのは13:45。

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ちょうど、捜索隊が山頂から引き返すところだった。遭難者は見つからなかったようだ。
(この遭難者は遭難から1週間後の5月19日、反対側の京北上弓削町の山中で、登山者が
みつけて、無事救助された。)

私たちはワサ谷へ下るので、山頂から南へ伸びる尾根に入ったが、黒く焦げた木が何本も
目についた。こちらは落雷ではなく、山火事の跡のようで、西側の斜面にも広がっていた。

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約20分で谷へ下ると、すぐ先に林道が来ていた。もう、あとは林道を下るだけ・・・と
思ったらそう甘くはなかった。

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下るほどにオオバアサガラやテツカエデが繁っているは、林道は途中崩れているは・・・で、
ここがこの日の核心部だったかも。荒れた林道を下ること1時間、ゲートがあり、ここから
やっと歩きやすい道になったが、広河原下ノ町の置き車地点まではさらに1時間が要った。

帰って、小野村割岳山頂の焼け跡について調べて見ると、山火事は2013年6月13日
だった。雨が少なく空気が乾燥していたこともあり、5,000㎡を焼いて3日目にやっと消火。
原因はハイカーのタバコの火の不始末とみられるとのこと。

 

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<Kさんに『上げ松明』だと教えてもらった。広河原下ノ町で。>

佐々里峠9:50---10:10灰野分岐---11:00雷杉---巨木見学---11:40雷杉---12:35 ・911
---昼食30分---13:45小野村割岳----14:10林道終点---15:05ゲート---16:15下ノ町
駐車地16:25---16:35佐々里峠

 

2019年5月26日 (日)

台高・アケボノツツジはちょうど見頃、野江股ノ頭

2019年5月11日(土) 快晴

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稜線のアケボノツツジはそろそろ見頃かな・・・と、Oさんと、野江股ノ頭へ。
江馬小屋林道入口には車が3台ほど。みなさん野江股ノ頭だろうか?
林道から尾根に取りついた。
今年は裏年なので、シャクナゲは咲いていないかと思ったが、樹林の中でもいくつかの花を
見ることができた。足元にはギンリョウソウも。もう、そんな時期なんだね。

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植林と自然林の境界の陽のあたった斜面を登っている時、後のOさんから「マムシに気づ
いていた?」と声がかかった。「道のど真ん中にいるよ」
えっ、マムシ? ヘビ類は苦手な私だが、まったく気づかなかった。一人目でびっくりした
マムシが二人目に噛みつく、というのをきいたことがあるが、こんな時なのかも。

 

林道から2時間弱で滝見尾根に辿り着き、南へ尾根を辿った。
・ 1024ではシロヤシオの花が咲いていた。花つきは少なかったが、今年初めて出会う花
はうれしい。何枚も写真を撮った。

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・ 1083への登りにある木はたくさん花をつけていたが、咲いていたのはこのあたりまで
だった。
そこから上はまだツボミだったが、数は少なそうだった。今年は裏年かな。
シャクナゲもいくつも花をつけている木は、わずかしか見かけなかった。

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初めは散った花だったが、さらに登ると、咲いているアケボノツツジが見られるように
なった。が、こちらもやはり花つきはもうひとつの感じ。
花が比較的多い木も。もう葉っぱが伸びているので、花がめだたない。

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水越分岐への登りにかかったあたりから、花つきの良い木を見かけるようになった。
見つける度に、あっちの木、こっちの木と寄り道するので、なかなか先へ進まないが、その
ぶん、急坂は気にならなかった。

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東に八景山や古ヶ丸山、南東に仙千代ヶ峰などの山々を眺めながら、野江股ノ頭山頂を
踏み・1226へ。

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目あての岩場のアケボノツツジは、ジャスト見頃だった!ラッキー!!
やっぱりここまで登ってきてよかった!
満開直前の花を眺めながら、ここで長い時間を過ごした。

 

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標高1250mを越えたこのあたりは、木々の葉もまだ開いたばかり。赤味をおびた葉っぱの
色合いも、木の種類によって微妙に色合いが違っている。
生命力を感じるこの時期の山は、見飽きない。わたしの好きな季節だ。

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時間はもう15時近く。ナンの木平を過ぎると、山はもう夕方の雰囲気。
もう、花も見あたらず、絵馬小屋林道へとひたすら下った。

 

絵馬小屋林道7:45----9:40稜線---10:40・1086---12:15 ca1200m13:20---13:50
野江股ノ頭---14:05展望岩14:40---15:05ナンの木平---16:40絵馬小屋林道

2019年5月21日 (火)

鈴鹿山系・新緑の明星ヶ岳へ

2019年5月6日(月・振替祝日) 晴のち曇一時雨

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この日は午後から雨の予報になった。
それなら、昼頃には下山できる山へと、仲間の提案で鈴鹿山系の明星ヶ岳へ。
初めて登る山はうれしい。待ち合わせは亀山市の関宿。
10連休の最終日だが、高速道路はすいていた。新名神に入ると、交通量がふえた。

登山口の関町白木一色へ車を走らせていると、左手に常緑樹のこんもりした新緑の中に
大きな岩がいくつも突き出た山が見えた。どうやら羽黒山らしい。
登って見たくなる山容だった。

車がちゃんと通れるのか心細くなる狭い道を通って、国分寺の芝生の駐車場へ。
駐車地の右手から歩き出すと、すぐに国分寺への道が分岐するが、わたしたちは左の谷沿
いの道へ。途中の国分寺方向への巡視路も見送り、そのまま谷沿いに登っていく。
まわりは杉の植林。時々キランソウやシライトソウなど見かけるが、単調な風景にもくもく
と登るのみ。

 

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小1時間ほどで尾根に出ると、まわりは自然林になった。
まだやわらかい色合いの緑の中に、ヤマツツジの朱色がひときわ鮮やかだ。
明星ヶ岳の山腹から鞍部に出て、まずは西峰をめざした。

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道端に1 . 5cmほどの花がいくつも落ちていた。ハンショウヅル? ちょっと違うような。
ムベの花にも似ているけど、このあたりにはあるのかな? 何の花だろうとしばし話題になっ
たが、葉っぱははるか上の方で茂っていてよく見えない。

 

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<よく見るイワカガミよりも、葉の鋸歯が大きいような・・・>

途中にはイワカガミの花もあり、やっぱり自然林はいい!
ほどなく明星ヶ岳西峰にでた。けっこう風がある。
四方草山をはじめ、鈴鹿南部の山が展望できた。右手の端っこには鎌ヶ岳。雲が低い。
ここのヤマツツジはまだツボミだった。

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鞍部まで戻って三角点峰を踏み、ついでに東峰まで足をのばした。両側が切れ落ちた細い
尾根は、やはり鈴鹿の山だ・・・と思う。
東峰で昼食をとったあと、三角点峰まで戻って国分寺へ向かった。

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この尾根道には、でムベの花がよく見える高さで咲いていて、「やっぱりムベだ!」と納得
できた。あっちにもこっちにも、たくさん咲いていた!

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けっこうな急斜面を下り、・393の国分寺山をすぎると、ほどなく国分寺。
『南無虚空蔵菩薩』の幟が何本もたち、道端の石仏のまえかけも新しかったが、寺は無住に
なっていた。これも時代の流れかな・・・。

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ここからは花を見ながら参道を下って、駐車地へ。
駐車地へ着いてまもなく雨が降り始めた。良いタイミングで下りてきたようだ。
4時間ほどの低山歩きだったが、いろいろ見て、十分楽しめた。

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<参道のビネがちょうど見頃だった。>

 

国分寺駐車地8:40---10:10西峰---10:30明星ヶ岳三角点---東峰・昼食---12:00三角点
---12:50国分寺---13:10駐車地

 

 

 

2019年5月 9日 (木)

三重県度会町・思いがけず新緑の七洞岳へ

2019年4月27日(土) 曇のち晴一時時雨、風強し

前夜の雨もあがり、27日(土)は曇のち晴の予報のはずだった。
近畿道を走っている時は青空ものぞき始めていたのに、東吉野村が近くなったあたりから、
水滴がフロントガラスをぬらすようになった。
高見トンネルを抜けたら晴れているかもの期待もむなしく、三重県側もやはり雨・・・。
山にはガスがかかっていた。

波瀬駅に車を停め、しばらく思案。山は雨があがるのも遅いだろうな・・・ならば、この
機会に度会町の七洞岳へ行こうか。
一等三角点の七洞岳は、以前から登ってみたいと思っていた山だ。

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R422で湯谷トンネルを抜け、登山口の藤へ向かって車を走らせた。R42から県道38に
入り、登山口の藤が近くなると、前方に山が見えてきた。あれが七洞岳のようだ。
集落に入ってまもなく、藤川の対岸の神社の下に『駐車場』という看板が見えた。

 

藤からはよく歩かれているようなのでこちらは下山コースにして、登りは板取コースから。
苗を植えたばかりのたんぼからカエルの声、藤川からは涼やかなカジカの声を聞きながら
歩き始めると、雨が降りだした。通り雨のようで、しばらくでやんだ。
県道46を南へ10分ほど歩き、成谷橋を渡って左岸沿いの農道に入った。
冬に読んだネットの記事を思い出しながら、板取の集落で左に折れ、山間へ向かう道へ。

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<道沿いにはフジ、モチツツジ、ヤマツツジの花が見頃。>

板取川沿いに登っていくと、右手へ分岐する板取南尾根コースの道標があった。
気持ちが誘われるが、距離が長そうなので、また次の機会かな。

 

板取の集落から20分で、七洞岳へ向かう林道分岐があった。
作業用林道は山腹を北東へ向かい、途中から登山道になって尾根へでる。
ならば初めから尾根を歩くかと取りつきやすいところで尾根へあがった。尾根は右側が
自然林で、時々も展望もあった。
板取南コースらしい尾根を樹林越しに見ながら30分弱登ると、左から登山道が合流した。
が、道がはっきりしたわけでもなく、変化はテープの有無の違いくらいか。

 

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<このあたりの木々は、まだ芽吹き始めたところ。>

『風のテラス』という木札がついた岩にでると、まもなく藤からのコースと合流。
ここからミツバツツジの咲く、岩の多い細尾根歩きになった。左側斜面には、林床にモミジ
ガサらしい葉が群生していた。その柔らかくやさしい緑の色に癒される。

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そして右前方には、南東方向の山々や熊野の海が時々遠望できた。

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天気も周囲の展望も良いが、風が強い。冬を思わす冷たい風が北側から吹き付けてくる。
少し下って登り返したところが七洞岳山頂で一気に展望がひらけ、獅子ヶ岳の風車群や
局ヶ岳や白猪山など飯高・飯南方面の山もよく見えていた。

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<こちらは伊勢方面かな。>

しばらく周囲の展望を楽しんだ。ここから10分ほど進んだところに展望岩があると読んだ
記憶があったので先へ進んでみた。
7・8分先の見晴らし岩がそうかと思ったが、帰宅して分県登山ガイドを見ると見た方向が
違うような・・・別の場所だったかも。

 

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<こちらは南側の山々。>

七洞岳山頂へ戻り、風を避けてアセビの陰で昼食。その後、下山にかかった。
板取コースとの分岐まで戻り、そこからを北へ向かう藤コースへ入った。
快調に下りながら、ふと気づくと踏み跡が薄い。ん? 戻ってみると道標があった。
『七洞岳(白岩)』は見ていたが、クロスになった道標の『藤コース』の板は縦方向になって
いて見落としていた。

 

今度は右側が植林、左は自然林になり、展望もないので黙々と下った。
ca580mで野原登山口への分岐を過ぎると、ヒメシャラやアセビが混じる自然林の道にな
り、その緑に、なんとなくホッとした気分になる。

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・ 486で牛首コースへの道を分けると、藤コース登山口の林道までは20分だった。
が、そこから集落までがけっこうあった。
加えて途中で323.3mの三角点探しなどしていたので、駐車地まで1時間弱かかった。
それでも、思ったよりは早く下山できたかな。

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<藤コース、取り付きの道標。朝の雨がうそのような青空だ。>

 

藤・七洞岳駐車場9:40---10:05板取集落分岐---10:25尾根コース分岐---11:50藤コース
と合流---12:10七洞岳12:45---12:55板取コース分岐---13:30野原登山口分岐---
14:05藤コース登山口---三角点---15:00七洞岳駐車場

 

 

2019年4月24日 (水)

比良・蛇谷ヶ峰はタムシバ満開だった

2019年4月15日(月) 曇のち晴

14日昼頃から降り出した雨は夜のうちにあがり、15日は晴時々曇の予報だった。
比良へ向かう道中は青空だったのに、山が見えてくると、その上には灰色の雲がどっかり。
坊村あたりから車のガラスに小さな水滴がつくようになったが、まもなくやんだ。やれやれ。

朽木大野でメンバーが揃い、仲間の車で登山口に移動。
今回は柏から登る予定。登山口へ向かう道端にはスミレサイシンが花を咲かせていた。
日本海側の多い花だが、比良にも咲くようだ。

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林道を登って行くと、道脇のちょっとした水たまりにヒキガエルの卵。
ショウジョウバカマやコバノミツバツツジが咲き、山ももう春だ。

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<手入れされた林。アカマツも多く、マツタケが出そうな山だ。>

 

30分ほどで左に分岐する道があったが、そちらはロープで通行止めになっていた。
細い尾根の道になったが、歩きやすい道で要所には道標がある。
まわりの木々の芽吹きの色が美しい。タムシバの白い花があちこちに見えていた。

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やがて山腹道になった。道が落ちていて、少し戻って川床へ下り、登山道まで登り返す箇所
もあったが、わかりやすく歩きやすい道が続いた。
次の谷筋に入るとちょっと雰囲気が変わった。苔むした岩の谷筋になり、前方には数本の
カツラの大木。ここが道標にあった『カツラの谷』のようだ。

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今回のコースは初めて歩くと思っていたが、この谷筋の雰囲気は以前にも見た気がする。
帰宅して山行記録を確認すると、2002年の積雪期に歩いていた。

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小滝もある川のそばには、エンレイソウやネコノメソウの花。
小さな谷の出合を左へ進み、ca600m付近で山腹を巻いて尾根へでると、タムシバが咲き、
イワウチワの花もちょうど咲き始めたところ。また違う花が見られるのはうれしい。

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グリーンパーク思い出の森からの道とも合流し、山頂は近くなってきたが、標高があがると
ともに吹きつける北風が冷たい。北側斜面にはまだ雪も少し残っていた。

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風を避けられる場所がなかなかない。スキー場からの道と合流したところで、東斜面に入っ
てやっと昼食休憩がきる場所が見つかった。

 

ここから山頂へはひと登り。山頂はほぼ360度の展望で、東には琵琶湖、南には釣瓶岳と
武奈ヶ岳、北には三重嶽や湖北武奈など高島市の山々、西も高島市や南丹市山々だ。

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<釣瓶岳(手前)と武奈ヶ岳、>

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<三重嶽など、北側の山々。>

そんな景色もゆっくり眺める間もなく、冷たい風に追われて、そそくさと鞍部へ向かった。
下山は朽木大野へのコースを歩き、途中から北へ向かう尾根へ。

こちらではどんな花に会えるか期待したが、草本系の花はさっぱり見かけなかった。
見かけるのはタムシバばかり。麓が近くなってヤブツバキ。
ま、歩きやすい尾根だったから良しかな。

 

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<安曇川の堤防では、まだソメイヨシノが満開だった。>

駐車地9:00---9:10登山口---10:35カツラの谷---11:50尾根---12:30スキー場からの道と
合流13:35---13:40蛇谷ヶ峰---14:25 尾根分岐---15:50駐車地

 

 

2019年4月22日 (月)

兵庫北摂・サクラ満開、能勢妙見山周辺

2019年4月13日(土) 晴

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<黒川・桜の森のエドヒガンザクラ>

能勢妙見山の上杉尾根にはサクラの大木が多いのを知っていたが、花の咲くタイミングで
行く機会がなかった。今頃なら、今年はもう咲いているかな・・・と出かけて行った。

今までの場所には建物ができて駐車できなくなったので、今回は知明湖キャンプ場そばの
黒川駐車場に車を停めた。
ここから歩くなら、まずは黒川・桜の森からかな。
集落をぬけ田んぼ沿いの道を歩いていると、「ケン・ケーン!」キジの鳴き声がした。
繰り返し聞こえてくる鳴き声に、なんだか長閑な気分になってくる。
かっては我が家の近くでも、よくキジの鳴き声がしていたことを思い出した。

 

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10分ほど歩くと左手の谷筋にサクラの塊が見えてきた。2年前に来た時は、気になりなが
ら寄れなかった場所だ。
ちょうどその方向への道もあったので登って行くと、途中に『茶道文化を支える森』の看板。
菊炭と里山を守るためにクヌギを育てているのだそうだ。
道には『桜の森・作業道』の表示もあり、すんなりと谷筋上部の桜へ辿り着いた。

 

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ここの桜には『群雲(むらくも)桜』の看板があった。エドヒガンの成木が19本密性してい
て、花の塊が入道雲のように見えるところが命名の由来だそうだ。
看板には、エドヒガンの種は鳥のお腹を通過しないと発芽しないこと、また、ここの19本
はそれぞれの樹間が10メートル以上あり、これだけの大木が共生できる最低の樹間なの
でしょう・・・と記されていて、エドヒガンについての知識も得られた。

 

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作業道は黒川・桜の森のメインの場所へもつながっていた。
メインの場所も良いのだが、稜線に近い奥の谷間がピンクに染まっているのが気になり行っ
てみた。ここも『群雲桜』に劣らない本数とみごとな枝ぶりだ。

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他の人はここまであがってこないので、サクラを独り占めしてのお花見だった。
下へ戻ると、散り始めの木から花ビラが2枚3枚と、風にのって漂ってくるのが風情がある。

 

振野(大堂山)の山頂近くが、ほんのりピンクになっているのが、桜の森から見えた。
あのあたりもサクラが多いところ。標高は547.2mあるが、もう咲き始めたかな。
ついでに見てこようと、桜の森からR477に出たところで、尾根にとりついた。
ここから山頂へのびる尾根がそのまま大阪府と兵庫県の県境稜線だ。尾根には古い道型が
残っていたが倒木だらけ。あまり楽しくない1時間の登りで、やっと山頂到着。

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<前を横切って木に登ったのでリスかと思ったが、下りてきたのを見るとテンかな。>

山頂のサクラは西斜面に鮮やかに咲いた木もあったが、全体にはやっと咲き始めたところ。
ここもサクラが多いので、ササやつる性の木を整理したら、いい桜の森になりそうだけど。
でも、1時間も登ってまで見に来る人は少ないか・・・。
(ここのササの中で休憩した時、ダニを1匹連れて帰ったようだ。翌日に気づいた。)

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<山頂直下で咲き始めたエドヒガン。>

 

大堂越にくだって、妙見山へと登り返す。もう下ってくる5〜6人に出会った。
ケーブルとリフトで登ってくる人あり、車で山上までくる人あり。天気も良いので、妙見山
は大勢の人で賑わっていた。
まだ紅梅やボケが見ごろだったが、ソメイヨシノもちらほら咲きになっていた。

 

今年はもう咲いているかも・・・と期待して、山頂駐車場から上杉尾根に入った。
尾根道は妙見の森方面も見えて、エドヒガンの群生地がよくわかった。新滝道を歩いて谷の
両側のサクラを見るのもよさそうだ。

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途中では咲いている木もあったのに、わたしが期待した木はどれもまだツボミだった。

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あ〜ぁ、残念!咲くまでまだ1週間はかかりそう。ここの木は遅咲きの種類かな。
下方は咲いている木が多く、花見しながら登山口へと下った。

 

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<駐車場へ戻る途中に、妙見の森ケーブルのサクラを見にちょっと寄り道。>

黒川駐車場10:00---10:40群雲桜---10:55三角点・出野---11:10黒川・桜の森11:45---
12:55振野(大堂山)13:15---13:30大堂越---14:00妙見山---15:13上杉尾根登山口---
15:55黒川駐車場

 

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