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山歩き

2019年8月23日 (金)

富山県、瀬戸蔵山・大品山・・・鍬崎山はあと少しだが。

2019年8月7日 (水) 晴一時曇

立山アルペンルートの室堂行き高原バスに乗ると、弥陀ヶ原へ向かう途中で、右手に見える
鍬崎山と、鍬崎山にまつわる佐々成政の埋蔵金伝説が紹介される。
今まで何回も聞いていたが、鍬崎山を登山の対象として考えたことはなかった。
が、3年前、太郎平から折立に下る途中で見た鍬崎山は、青空を背景にした秀麗な山容で、
初めて登ってみたいと思った。

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<折立へ下る登山道から見えた鍬崎山>

調べて見ると、立山駅の近くの立山山麓スキー場からリフトを利用して稜線まであがり、
そこから瀬戸蔵山・大品山を経て登るのが一般的なようで、コースタームは往復8時間。

昨年・一昨年は予定と天気が合わず機会がなかったので、今年こそ!と思って、リフトの
運行日・時間を調べると、なんと! ホームページには『 2019グリーンシーズンは、夏山
リフトの運行はしておりません』のお知らせが・・・。
ということは山麓から登らねばならず、コースタイムがさらに増えるということか。
ま、下見がてら瀬戸蔵山・大品山まで登ってみようかと、この日、出かけていった。

 

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6:45、あわすのスキー場から歩きはじめた。
山麓から歩くなら、ここからの方が瀬戸蔵山へ近い。
2軒並んだロッジの先に『百間滑 700m、龍神の滝 1.7km』の道標。龍神の滝までは意外
と近いんだ。2号リフトに沿ってスキー場の下部を横切り、百間滑遊歩道へ入った。

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百間滑を見ながら牛首谷にかかった橋を渡ると、あとは整備された道が谷沿いに続いた。
川沿いの道は涼しく、あちこちにベンチがあって、名前通りの遊歩道という雰囲気だ。
道端にはタマアジサイが咲き始めていた。

駐車地から30分ほどで、龍神(たつがみ)の滝の説明板があった。けど、滝は見えない。
え、説明板だけ?と思いつつ少しあがると、ありました、龍神の滝が上方に。

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テーブル・ベンチも設置され、滝を眺めながらゆっくり休憩できるようになっていた。
そばには『瀬戸蔵山 1. 2km』の道標。ここから山頂までは標高差520mの登りだ。

 

『龍神の御神木』など立山杉の大木を見ながら、階段道を登って行く。階段はえんえんと
続くが、時々出てくる道標の距離で、山頂に近づいているのがわかり励みになる。
途中、樹林越しに立山ケーブル美女平駅が見えた。

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<瀬戸蔵山山頂>

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<左手の山は大日岳と奥大日。右手は立山。>

展望が広がったと思ったら、そこは瀬戸蔵山山頂(1320m)だった。
道標によると大品山までは『1. 3 km、60分』

ここからは稜線の道。立山駅周辺が見下ろせたり、樹間から有峰湖や鍬崎山が見えたり。
大品山の前後はあたりいちめんがブナ林だった。
大品山(1404m)についたのは、9:10。時間もまだ早い。
ここから鍬崎山までは3 . 0kmだ。先へいってみることにした。

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<大品山の山頂広場からは、鍬崎山が見えた。> 

 

あわすのスキー場へのもうひとつの分岐を過ぎると、標高差90mの下りがあり、この鞍部
から鍬崎山への登りが始まった。このあたりもみごとなブナ林だ。
・ 1429を過ぎてしばらくすると、とたんに厳しい登りになった。これだけの標高の稜線だ
が風は全くない日で、下界で草刈りをしている時と同様に汗がふきだしてくる。

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地図を見て、この急登が過ぎればしばらくは緩やかだから・・・と自分を励ます。
細い尾根の鎖場を登った先が・1756独標だった。
は〜、ここまで来ると山頂がだいぶ近くなった。

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<・1756独標からの鍬崎山。12時頃には着けそうかな。>

 

しかし11時を過ぎると、立山は雲に隠れてしまい、鍬崎山の上の空も灰色の雲になって
きた。時間は11:35。
山頂までは標高差で、あと150m。あと、ひとがんばりだ。
が、見上げているとガスが下りてきて山頂を隠してしまった。いったん消えても、しばらく
するとまたガスに覆われてしまう。

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<立山も雲の中。その上には大きな入道雲が。>

それを眺めていたら、ここまで来たけれど山頂は、もういいかという気になってきた。
山頂からの薬師岳の展望も登ってみたかった理由だが、この様子では行っても無理そうだ。
それに今日の立山町の天気予報には、稲妻マークがついていた。
カミナリには遭いたくない。
わたしの足でも山麓から往復できるのがわかったので、また来ればいいかとユーターン。

 

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<登って来た尾根。> 

身体の向きを変えると、登って来た尾根が一望できた。こんなに登って来たのかと思う。
大品山の山頂広場から見た鍬崎山は、すっかりガスの中で手前の尾根しか見えなかった。
龍神の滝が近くなった15時前、ガラガラガラ・・・突如、雷鳴が響いた。
ほっ、稜線でなくてよかった!

雨もパラパラしてきたが、カミナリも雨もそれ以上にはならず、やれやれだ。
すぐ隣の立山町では大雨警報が出たということだったが、下ったあわすのスキー場は
青空がのぞいていた。

 

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<タマアジサイのツボミと花>

粟巣野スキー場駐車地6:45---7:00百間滑橋---7:20龍神の滝---8:30瀬戸蔵山---
9:10大品山 ---10:45 ・1756独標---11:35ca1940mでUターン---12:05・1756
---13:30大品山13:40---14:10瀬戸蔵山---15:05龍神の滝---15:40スキー場駐車地

 

2019年8月19日 (月)

八ヶ岳縦走・3日目、根石岳からロープウェイ山頂駅まで

2019年7月30日(火) 晴

夜の早い時間には雨音がしていたが、夜更けに目がさめると「星がすごいよ」とMちゃん
の声。窓越しでも満点の星空が見えたので、二人で外へ見に行った。
山でこんなに空いっぱいの星を見るのは、久しぶりのような気がした。

 

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この日の予定は東天狗岳から中山峠を経て麦草峠へと歩き、茶臼山・縞枯山を登って、北八
ヶ岳ロープウェイ山頂駅まで。山麓駅発14時45分のバスには乗りたいので、この日も
朝食はお弁当でもらい、5時に根石岳山荘を出発した。

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スタートはコマクサを見ながら、まずは根石岳への登りから。
3日目にしてようやくの晴れだ。標高があがるとともに、少し霞んではいるが硫黄岳の右手
に赤岳や阿弥陀岳が姿を見せ始め、東天狗岳の山頂に着いた頃には、スッキリとした姿を
見ることができた。
反対の北側を向くと、青空の下に、これから行く北八ヶ岳の山々の展望が広がった。

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<いちばん奥の高い山は蓼科山。>

 

下に見える樹林帯はなだらかに見え、東天狗岳からそこへ下る尾根も緑に覆われているが、
けっこう岩場のある下りだった。この頃から登ってくる人に次々会うようになり、「あとどれ
くらいで天狗岳ですか?」とよく尋ねられた。

東天狗岳から1時間余で中山峠に着き、ニュウへ行く道に入った。
針葉樹林帯の中に細く続く道は、なだらかな台地の切れ落ちた東側沿いで、時々、樹林の間
から天狗岳や硫黄岳が展望できた。
ニュウは大岩のピークで、良い展望地だった。

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<ニュウからの展望。左の山は硫黄岳。右の二山は東天狗岳と西天狗岳。>

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<反対側を見ると、樹林の中に白駒池。>

ここからは針葉樹林の中に根っこが張り出した道だった。根っこがなくなると道に岩が出
てきて、岩と岩の間はぬかるみだ。時たま、木道があるとホッとした。
登ってくる登山者も多かった。ザックが小さいので、こちらは白駒池北側の国道からの日帰
り登山かも。

 

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白駒湿原を抜けると、やっと白駒池。根石岳山荘から4時間15分だった。
池の周遊路はすっかり観光地。カメラをさげた観光客や家族連れ、校外学習らしい引率され
た生徒など、多くの人が行き交っていた。
途中の東屋で軽食を摂っていると、通りかかった家族連れの男性が「これから登るの?」
「下ってきたところです」「すぐそこの山から?」「赤岳からです」と言うと、笑って通って
行った。

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国道299を麦草峠で横切り、残る二つの山、茶臼山と縞枯山へ。白駒池周辺もそうだった
が、このあたりも樹林の下の苔が見事だ。
が、その分?ここもまた岩がボコボコあって、その岩の間がぬかるみ状の登山道が続いた。

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途中の中飯場で出会った年輩の家族連れが、「茶臼山の登りは急で大変でしたよ」
その言葉通り、山頂直下は急傾斜だった。

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<途中の中飯場からみる茶臼山(左のピーク)>

「前に、ずっと急な登りの道が続いているように見えるけど、私の錯覚?」とMちゃん。
いえいえ、決して錯覚ではありません。標高差120m。直登のざれた登山道がひたすら上へ
のびている。
Mちゃんが、「ちょっとくらい巻いていてくれたらいいのに」とぼやく。
花なし風なし展望なし。ずっと変わらない景色にうんざりした頃、やっと山頂に到着だ。

 

この登りのおかげ?で、次の縞枯山の登りはなんと歩きやすかったこと!
その先の雨池峠までの下りは、茶臼山の登りの逆バージョンだったけど・・・。
このあたりもけっこう登山者が多かった。近郊の人には麦草峠周辺からでも、ロープウェイ
山頂駅からでも手軽に来れる山なのかも。

雨池峠に出ると、もうあとは木道で北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅へ行くだけ。もう登らなく
て良いのは、なんと楽なことか。

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<やっと着いた。北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅。>

13:10、山頂駅に着いて、今回の夏山山行が終わった。
台風直後の出発で天気はもうひとつだったが、雨具を着ることなく歩けたし、最後の日は
赤岳・阿弥陀岳の展望もあったので、まぁいい山行だったかな。

 

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根石岳山荘5:00---5:45東天狗岳---6:55中山峠---8:00ニュウ---9:15白駒池---軽食
20分---10:25麦草峠10:35---11:40茶臼山---展望台往復10分---縞枯山三角点---
12:35縞枯山---12:55雨池峠---13:10北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅(1,000円)13:20発
---13:27山麓駅14:45発バス---15:40JR茅野(バス代1,250円)

2019年8月16日 (金)

八ヶ岳縦走・2日目、赤岳から硫黄岳を越え根石岳山荘へ

2019年7月29日(月) 曇一時晴

夜の間に何回も、雷鳴と土砂降りの雨音。テントの人はさぞ大変だろう。
屋根の下にいることのありがたさをつくづく思った。その雨も朝にはあがっていた。

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<赤岳鉱泉から見る阿弥陀岳。>

この日の行程は文三郎尾根で赤岳へ登り、横岳・硫黄岳を越えて根石岳山荘まで。
赤岳鉱泉の朝食は6時からなので、朝食は前夜にお弁当でもらい、5:30に出発した。
赤岳は山かげになって見えないが、阿弥陀岳の上には青空が覗いていた。
これから晴れてくるかな。

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まずは中山乗越を越え、行者小屋へ。そこから赤岳めざして文三郎尾根にとりついた。
鉄製の階段が延々と、空に向かって続く文三郎尾根。階段のないところでは土が流れて、
足場が不安定になっている箇所があちこちに。
昨日の大阪のパーティが、私たちのコースをきいて「文三郎尾根は道が流れたときいている
ので、私たちは中岳経由の予定です」と言っておられたのはこのことか。

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標高があがっても、後方はガスの中で展望はない。その中からヘリの音がしている。
荷揚げにはまだ早い時間だし、音の場所がずっと同じあたりだ。
救助か捜索か。
もう降って来る人に会うようになり、「上は展望がありましたよ」の言葉に期待をした。

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<左上が赤岳山頂>

中岳からの道とも合流し、いよいよ赤岳山頂へ。ここが今日いちばん緊張するところだと
思ったが、鎖が張られて私の記憶よりは登りやすくなった感じがした。8:25赤岳山頂。
ここで20分ほど待ったが、少し青空が見えただけで、期待した展望はなかった。

 

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<赤岳天望荘を見下ろしながら下る。>

足元に注意しながら、赤岳展望荘へと下り、地蔵の頭・日ノ岳とピークを越えていく。
ヨツバシオガマ、イブキジャコウソウ、チシマキキョウなどの花が目を楽しませてくれる。

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<チシマキキョウ。イワキキョウはガクが針状で細い。>

Mちゃんが「イワキキョウがきれいね」と言うと、「八ヶ岳にはイワキキョウはありません
よ」と、私たちと前後しながら、花の写真を撮っていた男性が教えてくれた。
山によっては両方が咲くところもあるけど、ここはチシマキキョウだけのようだ。

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<三叉峰へ行く途中で、一瞬、姿を見せた赤岳>

鉾岳を西から巻き三叉峰を過ぎると、奥の院。ここに『横岳』の山名板が立っているが、
本来『横岳』は南北に連なる岩峰群の総称らしい。
昼食休憩をとっていると、西側の崖の下から顔がのぞき、男性二人が登場。小同心を登攀し
てきたのだそう。この下は大同心・小同心など、クライマーに人気のある岩場だ。
普通の登山者の私たちは、ただただ「すごいな〜」の一言だ。

 

ここから台座の頭への下りには、ハシゴやクサリ場があり、私には足が届きにくい箇所も
あって緊張したところ。ここを過ぎれば、あとは歩きやすい道だ。

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<シロバナのコマクサもあった。>

下ったところから硫黄岳山荘あたりは砂礫地で、いちめん、コマクサの群生地でもある。
ちょうど見頃だった。
硫黄岳へはだだっ広い斜面を登る。登山道脇の大きなケルンがガスの中を登る時の目印に
なっている。硫黄岳山荘までは10メートル先もやっとの視界だったが、登りに変わった
頃には、山頂が見通せるくらいになってきた。

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<硫黄岳山荘から横岳への尾根が見えてきた。赤岳は見えず。> 

硫黄岳の山頂は大勢の登山者で賑わっていた。しばし霧がはれて横岳のピークが見えた。
赤岳も見えないかと期待して待ったが、簡単にはあらわれなかった。
硫黄岳山頂に着いた頃から、小さくきこえていた雷鳴が、徐々に大きくなった気配。
それもこれから私たちが行く方向だ。根石岳山荘まではコースタイムであと1時間15分ほど。
それまでどうか雷雨になりませんように・・・。

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鞍部の夏沢峠へは硫黄岳の爆裂火口に沿って、こちらも途中までケルンを辿りながら。
上から峠は見えていたが、下っても下ってもまだ先があって標高差330mは遠かった。やっ
と着いてホッと一息ついたが、雷鳴は相変わらず続いている。

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私たちの上の空はまだ暗くなっていないのと、これから樹林帯の中の道になるのでちょっと
気が楽になったが、雷鳴と競争する気分で先を急いだ。

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<箕冠山から東へ伸びるゆるやかな尾根にでると、下に根石岳山荘が見えてきた。>

ほっ、よかった! 雨にふられないうちになんとか小屋へ着くことができた。
着いたのは14時35分だったが、私たちがこの日最後に到着した宿泊者だった。
小雨が降り出したのは、小屋に着いてからだいぶたってからだった。

 

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赤岳鉱泉5:30---6:10行者小屋---7:35赤岳・中岳分岐---8:25赤岳8:50---9:50地蔵の頭
---10:55三叉峰---11:15横岳11:40---12:25硫黄岳山荘12:35---13:00硫黄岳13:10---
13:55夏沢峠---14:25箕冠山分岐---14:30根石岳山荘

 

2019年8月12日 (月)

八ヶ岳縦走、1日目・美濃戸口から赤岳鉱泉へ

 

1日目 2019年7月28日(日) 曇のち雨

毎年恒例のMちゃんとの夏山山行だが、今夏、彼女が山行のために休める日は7月29・
30日(月・火)しかないという。
それなら行き先は、登山口へのアプローチが便利で、計画の組みやすい八ヶ岳かな。
27日(土)夜のバスで出発して30日まで、3日間の山行計画をたてた。

7月24日に梅雨も開けたことだし、晴天間違いなしと喜んでいたら、なんと! 
台風6号が27日に近畿から関東へと進むことになった。あ〜ぁ、昨年に続き今年も台風だ。

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台風が通過したばかりのところを夜行バスで行くのは、ちょっと・・・。
で、28日(日)朝に関西出発にしたので、コースも変更せざるをえなくなり、南の観音平
から歩き始める予定が、赤岳からになった。
今回は編笠山も権現岳も登れると思っていたのに・・・まぁ、しかたないか。

 

JRを乗り継いで関西から4時間、JR茅野駅前で12:20発の美濃戸口行きバスを待った。
乗り込んだ登山者は私たちと、もう1組、大阪からの男性4人組くらい。あとは地元の人。
今は、美濃戸口やその先の美濃戸山荘あたりまで、車で入る人が多いのだろう。
駅前から30分ほど走ると、前方に八ヶ岳の山並みが広がった。ガスがかかった山もあるが、
編笠山や権現岳らしい山はよく見えていた。案外、午前の天気は良かったのかも

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<美濃戸口バス停>

美濃戸口から歩き始めたのは13時過ぎ。日曜の午後とあって、登る人はわずか。下山して
来る人ばかりだ。30分ほど歩いた頃、ポツポツ雨が降り出した。
とりあえずカサをさして歩いたが、だんだん降りが強くなり、途中の美濃戸山荘で雨宿り。
他にも多人数のグループが休憩していて、私たちが赤岳鉱泉に泊まるのがわかると、「今日は
すいていますよ。多くても70人くらいでしょう」 ホッ、良かった!

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<団体さんが出発した後の美濃戸山荘は、とたんに静かになった。>

 

幸い、休憩の間に雨もあがった。ここからは柳川北沢を進む。
ちょっと足を停めると、途端にアブがワッと寄って来るので休憩もできず、ひたすら歩く。
50分余で林道終点。ここまで来たら、赤岳鉱泉まであと1時間だ。
もう下って来る人は、たまに会う程度になった。

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やっと登山道らしくなった。右岸左岸と渡り返しながら、沢沿いの道を登って行く。
沢は水量が多く流れも速い。やっぱり台風後の沢だ。
鉄パイブを組んで板を固定した橋を何回も渡った。あちこちに橋の資材がデポしてある。
2年前に歩いた時は、こんな橋ではなかったように思うので、昨年の台風で流された?

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ガスの中に大同心がうっすら見えて、赤岳鉱泉が近くなった頃、また雨が降り出した。
いったん仕舞ったカサを再び取り出して、赤岳鉱泉へと急いだ。

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赤岳鉱泉で宿泊手続きをして、部屋に入ってまもなく、雷鳴が轟き滝のような雨になった。
少し遅かったら、この中を歩いていたのか。Mちゃんと顔を見合わせ、胸をなでおろした。
けっこう広い7人用の部屋に女性4人だったので、くつろいで過ごせた。

 

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美濃戸口13:05---14:00美濃戸山荘14:15---15:10林道終点---16:20赤岳鉱泉

2019年8月 4日 (日)

台高・ワサビ谷山腹道から檜塚奥峰

2019年7月24日(水) 曇のち晴

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ずっと雨続きだったが、この日なら天気も大丈夫そうかと、檜塚方面へ。
菅谷川右岸駐車地で山行準備をしていると、車が1台中入ってきた。平日にめずらしいこと。
見ると、知り合いの方だった。しばらく話をしてから出発。
千秋林道から見あげる檜塚は雲の中だった。ここは陽がさしているが、稜線はガスの中かも。

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途中のユクノキに寄って葉っぱを確認する。葉のつき方はやはり互生だった。
先日の能勢で、似た葉っぱの木をみつけ、能勢にもユクノキ?と思ったのだが、葉のつき方
が対生だったので違ったようだ。

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マナコ谷登山口近くで、首が黄色で胴体に茶色の斑点がある、見慣れないヘビを見た。
へぇ〜、こんなヘビがいるんだ。ヘビが苦手な私も、小さいヘビなら、まだ大丈夫。
帰って調べて見るとヤマカガシの幼蛇だった。

 

万才橋から木屋谷川右岸道へ。見下ろす木屋谷川は白く泡立って流れ、水量が多い。
いつもなら三筋の滝が、5筋にもなって落ちていた。

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<右岸道のヤハズアジサイは、ちょうど咲き始め>

この水量ではワサビ谷出合が渡れるかと案じたが、靴を少し濡らすだけでなんとか通れた。
流れを見下ろしながら、ワサビ谷左岸の仕事道に入った。
この道を通るのは、ずいぶん久しぶりだ。 

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今は、そんなに人が歩く道でもないので、道型が残っているか心配だった。
が、途中でわかりにくいところはあったが、ほぼ残っていて、谷を横切る林道跡へすんなり
出ることができた。釣り人やシカが歩くのか・・・。

 

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<途中の展望岩から。右の山は水無山>

今回の目的地は奥山谷左俣源頭部。
ここに、この季節に確認しておきたい木があって、西側へ植林の尾根を越えて行ってみたの
だが、期待した植物はなかった。残念!

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明神岳からの登山道へ出て、檜塚奥峰へと歩いた。木々はすっかり夏の濃い緑だ。
そんな中で倒木が目立っていた。これも昨年の台風かな。

 

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奥峰へ着く頃には、それまでの雲が多かった空から、青空が広がってきた。
南側の空には白い雲が盛りあがり、もう夏の空だ。この日、近畿地方の梅雨明け宣言が出た。

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もう、終わりかと思っていたナツツバキは、ちょうどきれいなところを見ることができた。
今年は開花がちょっと遅めのよう。
緑一面の景色の中で、シロヤシオのはや赤みをおびた色が、アクセントになっていた。
あちこち寄り道していると、時間が経つのがはやいこと。急いでマナコ谷道を下った。

 

菅谷川右岸駐車地8:35---9:10万才橋---10:00ワサビ谷出合---11:05林道跡---
12:00展望岩---12:30奥山谷左俣源流部---13:15檜塚若水13:40---14:00檜塚奥峰---
14:50作業小屋---15:30マナコ谷登山口---16:00駐車地

2019年7月25日 (木)

大峰・オオヤマレンゲを見に八経ヶ岳

2019年7月15日(月・祝) 曇一時晴

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人の多い山はちょっと苦手。
そんなこともあって、オオヤマレンゲ咲く季節の八経ヶ岳は、近年行ったことがなかった。
が、先月、熊渡からカナビキ尾根経由で狼平へ行った時、このコースなら会う人も少なそう
だと思った。
高崎横手から八経ヶ岳へ登るレンゲ道も歩いてみたいし、ならばオオヤマレンゲが見られる
うちにと、梅雨の中でもまだ天気が良さそうな15日(月・祝)に出かけた。

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7:25、熊渡にはすでに車が2台。準備を整え、川迫川にかかる橋を渡った。
見上げる山の上部はまだ霧に覆われていた。
まずは林道終点へ。両側の樹林で緑のトンネル状態の林道だが、時々、展望が開けると
なんとなくホッとする。ようやく小さな実ができたばかりの小さいマタタビや、エビガラ
イチゴにも気持ちが和む。林道終点までは40分だった。

初めは植林、途中からはガスにつつまれた自然林を、天川川合からの登山道との合流点を
めざしてひたすら登った。ときたま見かけた足跡は、熊渡にあった車の人かな?
9:40、やっと登山道に合流した。

 

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ナメリ坂を登り、緩やかになった道を行く。登山地図ではナベの耳の手前で、如来池や傘池
が書いてあるが、池らしいところは見あたらなかった。浅い水たまりが池の名残かな?
この頃からガスもはれ、日差しが感じられるようになった。
ナベの耳で単独の男性が追い抜いて行った。天川川合を7時前に出発したそう。速い!

 

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高崎横手で案内板の地図を見て、しばし思案をした。
レンゲ道経由で八経ヶ岳・弥山・狼平と周回するコースタイムは、約4時間になっていた。
15:00頃にここへ戻ってこられると、17:30頃には熊渡へ下山できそうだ。

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<途中、樹林の向こうに八経ヶ岳が見えた。この頃はまだ展望がきいた。>

針葉樹が主で、地面に苔が広がる林の中に、レンゲ道が続いていた。
開けた場所に幼木が育っている様子は、以前に歩いた修復山から弥山へ続く尾根に感じが
似ていた。
ところどころ登山道脇にロープが張ってあるのは、登山道を示すと同時に、他の場所へ立ち
入ることを防ぎ植生を保護するためか。

 

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<この倒木は、昨年の台風の影響かな。>

日置山を過ぎ、標高が1750mあたりになると、倒木がめだつようになった。標高があが
るとそれはさらにひどくなって、大木が登山道を塞ぐようになった。
ひっくり返った木を右へ左へ回り込み、幹を跨いだりくぐったりの繰り返しで時間がかかっ
た。空腹を感じたが、座って食事をするような雰囲気の場所はない。
途中からは明星ヶ岳へ直登し、山頂でやっと昼食タイムにした。

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20年ぶりの明星ヶ岳は、記憶とはまったく違う雰囲気になっていた。山頂に茂っていた
トウヒやシラベが枯れて小広場ができ、まわりには幼木が育ちつつあった。
この日はガスに覆われてあいにくだったが、天気が良い日は展望もききそうだ。

 

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八経ヶ岳の山頂も針葉樹が枯れて、今までと違った雰囲気になっていた。
こちらはまだ3年半ぶりなのだけど。
さすがにここでは人に出会う。5人が休憩中だった。
さぁ、いよいよオオヤマレンゲと対面だ。扉を開けてネットの内側へ入ると、登山道の両側
はオオヤマレンゲに囲まれた。
まだツボミもあって、咲いたばかりの花がいくつも。つい足を停めては写真を撮ってしまう。

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弥山小屋までの間では、これから八経ヶ岳へ向かう人、小屋のそばで休憩する人など、30
人近い人に出会った。

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時間的にも、もう行者還トンネルへ下山する人ばかりなのだろう。
狼平方面へ向かう道には、他の人の姿はなく、また静かな山になった。弥山の山腹道から
見八経ヶ岳を期待していたが、ガスに包まれてしまって山容は見えなかった。
大黒岩の小さな登り返しを過ぎれば、あとは狼平へは下るだけだ。
ここの登山道脇のオオヤマレンゲも、あちこちで花をつけていた。

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高崎横手出合に着いたのは15時の直前。予定していた時間だった
下るとともに、だんだんガスがでてきた。
特にカナビキ尾根への分岐からしばらくはガスが濃く、見通しがなかったので、折り返し点
で登山道をはずさないよう、踏み跡とテープを確認してくだった。

 

熊渡7:35---8:15林道終点---9:40川合からの登山道に合流---10:15ナベの耳---10:40高崎
横手出合---12:15明星ヶ岳12:35---13:00八経ヶ岳---13:35弥山小屋-----14:55高崎横手
出合---15:35カナビキ尾根分岐---16:40林道終点---17:10熊渡

 

 

2019年7月21日 (日)

台高・展望はなかったけれど・・・アカゾレ山・伊勢辻山

2019年7月10日(水) 曇のち晴

この日は梅雨の晴れ間だと思って木梶林道へ出かけて行ったが、東吉野村へ入った頃から
霧雨になり、高見峠へあがる旧道は霧の中だった。
雨の中の山歩きを覚悟したが、林道支線分岐から歩き始める頃にはあがってきた。
良かった!
鳴滝駐車地には、もうすでに車が1台。釣りの人かな?

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今日は長靴。ぬれた草にも神経を使わなくても良いのがいい。木梶川は水量が多め。
キハラ谷を登っていく。
梅雨は菌類の活動が活発になる季節かな、キノコ類がよく目についた。生き生きしている。
途中、川の中に釣りの人をみかけた。

 

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<ヤシオ尾根ではナツツバキがちょうど咲き始め。> 

ca1050mあたりから支尾根に取りつき、ヤシオ尾根へ登る。あちこちで落花したヒメシャラ
のじゅうたん?ができていた。
ヤシオ尾根上部の展望地も、今日はキリにおおわれ、視界はわずかだった。
展望はないが、しっとりしずくをつけた木々の緑がきれいだ。

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つかの間、キリがはれた馬駆尾根で、白っぽい木が目についた。行ってみるとネジキの花
だった。見回すと、あちこちにぎっしりと花をつけたネジキの木がある。
今年はネジキの花年かな。

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アカゾレ池からアカゾレへと登る途中のヤマボウシが一部、ピンク色にかわってきていた。
ここのヤマボウシの花は、毎年のように見ているが、いつもは白でピンクが混じったのを
みるのは初めてだ。

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ピンクは比良でよく見かけたので、そういう種類なのだと思っていたが、開花して日がたつ
と白からピンクに変わるということなのかな? 来年はもっと意識して見てみよう。
この辺り、白とピンクが混じった木は、他にも数本を見かけた。

 

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<いつもは向こうに見える国見山や明神平もガスの中> 

今回は伊勢辻山まで足を伸ばした。山頂に着くと同時に後から声をかけられ驚いた。
男女のお二人だった。高見峠から国見山まで往復なのだそう。
こんな天気でも歩くのは、私だけではなかったようだ。
ここもまったく展望はなく、女性は「晴れてほしいですね」と残念そうだった。

 

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ここで休憩らしいお二人と別れ、伊勢辻山から北へのびる尾根に入った。
この尾根は初めて歩くが、なかなか良い雰囲気だった。途中から北東へのびる尾根へ入って、
地蔵谷第二支谷の出合をめざした。
コメツガ?もあり、シャクナゲが多い尾根だが、尾根筋はトンネル状で歩きやすかった。

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あとは地蔵谷を歩いて出合へ下るだけ。長靴だったので左右へ渡り返しも楽だった。
途中から谷へも時折陽がさしてきた。もう少し早くから晴れたらよかったのに・・・と思い
つつ、右岸山腹道を辿って、地蔵谷出合から林道へあがった。

 

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木梶林道支線分岐7:50---8:45ゼェノ谷・キハラ谷出合---キハラ谷---10:55・1316---
11:35 ca130011:55---12:25アカゾレ山---12:55伊勢辻山---14:40地蔵谷出合---
15:15林道支線分岐

越美国境・夜叉ヶ池山の先、三国岳は遠かった・・・。

2019年7月8日((月)) 曇のち晴

山仲間と岐阜県揖斐川町の池ノ又谷から夜叉ヶ池へ。
このコース、20年前の5月下旬にも歩いたことがあり、忘れられない思い出?がある。

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山の会の先輩たちと三周ヶ岳へ登る計画で、前夜に出発して、バイクランド坂内で仮眠。
そこまでの道中で、池ノ又谷林道が通行止めで登山口までは7キロ歩かねばならないのが
わかった。先輩諸氏は「うわぁ〜!」とため息はついたものの、行き先の変更は話題には
ならなかった。
まだ入会して日が浅かった私は何も言えず、登山口までの往復14キロを歩く覚悟をした。

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翌朝、小さなダム湖を過ぎた神又谷との出合に車を置き、そこからテクテク、登山口まで
歩くこと1時間40分。やっと登山口に着いたが、まず最初が川の渡渉だった。
近くの岩をいくつか放り込んでみたが登山靴で渡れる深さにならず、裸足になって冷たい
雪解け水の中を渡った。帰りも同様に。

 

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そんな道路も今は登山口まで舗装され、渡渉箇所には木橋がかかってすんなり渡れた。

 橋を2回渡り、ジグザグに高度をあげると、あとは緩やかな池ノ又谷右岸山腹道を辿った。
コアジサイやヤマアジサイが、ちょうど最盛期だ。

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やがて前方左手に、ゴツゴツした岩場の県境稜線が見えるようになり、周りがみごとなブナ
林になって幽玄の滝にでた。

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<幽玄の滝。夜叉姫が身を清めた滝だとか。>

先へ進んで小さな谷を渡り、右に昇竜の滝を見ながら、ロープが張られた岩場を登った。
このあたり群生しているキンコウカは見頃だったが、シモツケソウなどはお花畑にはまだ
少し早いかなといったところ・・・。
県境稜線へ登り着くと、眼下に夜叉ヶ池が見えた。

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今回はできたなら三国岳まで行ってみようという予定。
池には帰りに寄ることにして、まずは夜叉ヶ丸を目指して細尾根を登った。登るほどに夜叉
ヶ池が小さくなり、その分、三周ヶ岳や黒壁山など、北側の展望がひらけてくる。
傾斜が緩やかになるとササ薮の中の道になったが、そんなに気にならなかった。
この先で適当な場所があるかわからないので、ポッカリ拓けた夜叉が丸山頂で昼食にした。

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<夜叉ヶ池山からの稜線と、めざす三国岳>

さぁ、ここからだ。まずは夜叉ヶ池山へと、意を決して?ササの中に突入し鞍部へ下ったが、
ササは腰から胸くらいの高さ。

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<まずは、正面の夜叉ヶ池山へ>

かき分けると下には踏み跡があり、まだ歩きやすかった。
鞍部からの登り返しは樹林に変わり、25分で夜叉ヶ丸山へ着いた。

 

問題はこの先だ。分県登山ガイドには「身の丈を越すササ薮の中だが、踏み跡はしっかり
ついている」とあったが、踏み跡があったのは初めのほんのわずかな距離だけだった。
目印のテープや布を探しつつ、何かが通った痕らしい少しでもササが低そうなところ、足元
に道型が残っていそうなところを探し、背丈を越えるササと枝を張る雑木をひたすらかき分
けて進んだ。上谷山などの山々を見ながら歩いた積雪期と大違いだ。

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<ヤブ漕ぎの中で唯一、良かったこと。が、次は場所がわかるか・・・。>

労力の割には先へは進まず、1時間弱かかっても三国岳間までのまだ1/3、距離にしたら
500mも進んだかどうか・・・。帰る時間を考えると、もうタイムリミットだ!
引き返したが、今までの下りは今度は登りになって、ササの生える方向に逆らうので、かき
分けるのにもさらに力と時間もかかった。
やっと夜叉ヶ池山に帰り着いた時は、これでヤブ漕ぎから解放されると、心底ホッとした。
まだ、夜叉ヶ丸までヤブはあるが、今までと比べると楽なものだ。

 

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池を見下ろしながら、県境稜線の鞍部まで下り、夜叉ヶ池へ寄った。
時間が遅いので、人影もなくひっそり静かだった。
あとは来た道を戻るだけ。途中の花に寄り道していても、1時間30分で駐車地へ着いた。
行きには5台車があった駐車地は、やはり私たちの車だけだった。

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林道池ノ又線登山口駐車地9:20---10:30幽玄の滝---11:20県境稜線---11:40夜叉ヶ丸
12:15---12:40夜叉ヶ池山---三国岳へ---13:30引き返す---14:45夜叉ヶ池山---
15:10夜叉ヶ丸---15:35夜叉ヶ池15:45---16:15幽玄の滝---17:10登山口駐車地

2019年7月18日 (木)

大阪北摂・剣尾山周辺、気まま歩き

2019年7月4日(木) 曇のち晴

雨模様が数日続いた後の、久しぶりの晴れ間。大阪北部もこの日は大丈夫かな。
昨年の秋以来の剣尾山へ出かけて行った。

 

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元野外活動センターのゲート前に駐車し、メイン道路を登って行く。
ここからの剣尾山へ足を運ぶようになって4年、ここの建物群が好きだった。
特徴ある活動センターの建物が年々草に埋もれ、荒れて朽ちていくのを見るのは、しかたが
ないとはいえ心淋しいものがある。

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『冒険の森・能勢』も雨の晴れ間のしかも平日とあって、来場者はないようで静かだった。
遠くで草刈機の音がしていた。

 

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モリアオガエルの卵塊。ここにもいるんだ。

北へ、かっての第一キャンプ場へ続く道を登った。
すっかり草の中になったメインロッジを過ぎ、谷あいの道をあがると小さな鞍部に出て、
大阪府と京都府の県境稜線だ。西に折れて笹原の小ピークを越すと、北側ゲート。

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ゲートそばの湿地に特徴のある葉っぱ。アギスミレかな?

 

松林の中を南西へ、笠山へ登る。ここは秋にセンブリが多いところ。ところどころで葉を
のばしていた。
国界柱石へ出たところで右に折れて、横尾山を往復。

オカトラノオなどこの季節らしい花に出会うかと期待したが、見かけたのは野バラの名残花
だけだった。

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横尾山側から見る剣尾山。

 

15時を過ぎた剣尾山山頂は、人の姿もなく静かだった。
南へ下り、月峯寺の本堂跡や鐘楼跡などを見ながら、野外活動センターへの分岐まで下った
時、久しぶりに六地蔵まで行ってみようと思った。
その時、ササ藪を背にした六地蔵が頭にうかんだ。そうだった!

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すっかり忘れていたが、30年前頃の剣尾山の山頂付近はササが茂っていた。行者山から
登ってきて、ササの中の道を歩いて山頂だったっけ。
今、見ている月峯寺跡やその周辺の石仏も、当時はササ藪の中だったのかも。

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近年は何回も来ているのに、どうして思い出さなかったのだろう・・・。
その頃のことや、自然の移り変わりなど思いながら、野外活動センターへ下った。

 

元野外活動センターゲート12:00---13:10県境尾根---13:55国界柱石---14:20横尾山
14:55国界柱石---15:05剣尾山15:40---15:55六地蔵---17:00ゲート駐車地

 

2019年7月13日 (土)

大峰・オオヤマレンゲを期待して 熊渡から狼平へ

2019年6月24日(月) 晴時々曇

山仲間から、カナビキ尾根から狼平へ行こうとお誘いがきた。
カナビキ尾根は以前から歩いてみたいと思いながら、機会がなかったところ。
この時期ならば、運が良ければオオヤマレンゲの花もみられるかなと期待した。

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天川村役場で待ち合わせ、メンバーの車で川迫川の熊渡へ。
昨年の台風でハシゴが崩落して、双門・弥山コースが通行不可能になっている。いつもなら
何台もの車が並ぶ熊渡はひっそり静かだった。橋を渡り、林道を奥へと歩いた。

この日の行程は長いので、ひたすら林道を歩く。双門の滝コースへの分岐を左に分けると、
そこから10分足らずで林道終点だった。カナビキ尾根の取付きだ。
ここからは標高差570mの登り。気合いを入れて登らねば。

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ずっと植林の中かと思っていたが、10分ほど登ると尾根の左手が自然林になり、登るほど
に周りは自然林に変わっていった。自然林の緑の色に気持ちが癒される。
徐々に右手の尾根が見えるようになって、標高が上がっているのがわかり励みになった。

 

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登ること1時間20分、ようやく川合からの登山道に出てホッとした途端、ブヨの大群?の
襲撃にあった。急いで防虫ネットを被った。
ナメリ坂を登れば、あとはブナなど広葉樹林の中を歩く緩やかな道が続く。
ギンリョウソウがたくさんでていたが、他の花は見かけない・・・。

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頂仙岳の西側を巻き、高崎横手が近くなると、周りにはトウヒ・シラベなどの針葉樹がふえ
弥山や八経ヶ岳と似た雰囲気になってきた。
高崎横手で道は分かれるのでしばし相談し、足の速い I さんはレンゲ道で八経ヶ岳・弥山へ
登ってきてもらうことに。私たちは予定通り狼平へ向かうことにした。

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<この日出会った数少ない花のひとつ>

 

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道草をしながら高崎横手から下ること25分、今日の目的地・狼平に着いた。
小屋の前で昼食を摂った後、オオヤマレンゲを探しながら弥山方面へ登ってみる。
登山道はここからは木の階段になっていた。

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ずっと以前に歩いた記憶では、この道にもオオヤマレンゲがあったはず・・・と見回しなが
ら登るが、それらしい木は見あたらない。
探しながらさらに先へ進むと、ca1770mあたりでもう八経ヶ岳を回って下ってきた I さん
と出会った。はやい!

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<大黒岩の後の尾根からは、八経ヶ岳が遠望できた。>

下山の時間もあるので、大黒岩まで行ったところでユーターンし、再度、オオヤマレンゲを
探しながら下る。今度はみつけられた。
この季節なら、もう咲いているものと思っていたが、まだ小さなツボミだった。
狼平に近いところでも、まだやっと茶色の苞がとれたところだった。残念!

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帰りは頂仙岳へ寄り道。このコースは何回か歩いているが、頂仙岳へ登るのは初めてだ。
後は、時間と競争して来た道を戻った。
カナビキ尾根分岐に着いたのは15:15。この時間なら天川川合へ下ることができそうだ。

・ 1518の山腹を巻き、まずは栃尾辻へ。避難小屋の壁に『これより川合へ5km 2時間』
とあった。あと、2時間だが、ここからが長く感じられた。
栃尾辻から約40分、遭難碑を見てまもなく林道に出た。すぐ先のカーブで東側の山腹道へ
入った。古い林道跡のようで、少々荒れた道だったが、コアジサイが群生がみごとだった。

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・ 1115の手前で登山道へ戻り、あとは天川川合へと急ぐ。
17:55、やっと天川村役場に到着し、車を回収しに熊渡へ。よく歩いた一日だった。

 

熊渡8:35---9:15林道終点---10:35川合からの登山道に合流---11:20ナベの耳---
11:40高崎横手---12:05狼平12:45---13:19大黒岩---14:00狼平14:05---高崎横手---
14:35頂仙岳---15:15カナビキ尾根分岐---15:45栃尾辻---16:30林道---17:55天川村
役場

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