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2020年11月22日 (日)

南八ヶ岳・霧氷と寒風の硫黄岳(1)

2020年11月9日 (月) 晴

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<夕日に染まる横岳の稜線>

O・Tさんからテント山行のお誘いがきた。
メンバーは、昨年秋に西穂山荘でテント泊をした時の4人だ。
時期的に、場所と寒気の入り具合によっては積雪も予想される。いくつかの候補と天気
予報を検討し、行き先は赤岳鉱泉から硫黄岳と決まった。

春山は何回か経験しているが、11月の山行は1回だけだ。
この季節ならどんな装備になるのかだろう・・・今季初めての出番になる、冬用の寝袋・
衣類・靴、ピッケル・アイゼンなど引っ張り出して準備をした。

当日は朝6時に大阪を出発。ひとり都合が悪くなって、メンバーは3人に。
恵那山トンネルを抜けたとたん、まわりは紅葉真っ盛りの世界になった。
天気も良いので、頂が白くなった中央アルプスや南アルプスの山々を眺めながら中央道を
走った。

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<駒ヶ根SAで。 雪を頂いた中央アルプスと手前の山の紅葉>

諏訪南ICで高速道を下り、美濃戸口へ。前2回はここから歩いたが、この日は車でもう
ひとつ先の赤岳山荘まで入った。
林道には雪もなく、両側のカラマツ林が日差しを浴びて、金色に輝いていた。
赤岳山荘の駐車場には車が2台。駐車場からは阿弥陀岳の白い頂が見えていた。

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<カラマツの向こうに阿弥陀岳>

駐車地点から歩き始めたのは12時前。
ここまで車で入ると、赤岳鉱泉までのコースタイムが1時間短縮される。今回は冬装備に
なった分、ザックの荷量が増えたので、これはありがたかった。
カラマツの落ち葉で茶色になった北沢沿いの林道を、ゆっくりと登って行く。

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木々は落葉しているので、樹林越しに遠くの景色が見えている。
葉っぱがないと、こんな展望が広っているのかと新鮮だった。
シラビソ?の樹林の下は苔に覆われ、木漏れ日を浴びた苔がやわらかな色合で光っていた。

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大きな堰堤が見えてくると、林道終点だ。山の稜線に白いところが見えた。
あれは霧氷だ! 明日は今季初めての霧氷が見られるかな。

橋を渡ると、ここからは登山道。川沿いの道を登って行く。
尾根を回り込み、道が東へ向かうようになると、前方に白い稜線が姿をあらわした。
登山道の端にはたくさんの霜柱ができ、川のそばにはツララも。

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 右岸・左岸と渡り返しながら進むとともに、白い稜線は近くなってくる。
ところどころで道が凍結するようになった樹林帯を抜けると、眼前が一気に開けた。

 目に飛び込んできたのは、高く組まれた鉄骨群と赤岳鉱泉の建物。そしてその上には白く
輝く八ヶ岳の稜線。

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この鉄骨群はアイスクライミングを安全に体験できるための、人工氷瀑の骨組みだ。
『アイスキャンディ』と呼ばれ、赤岳鉱泉の冬の風物詩だというのを何かの記事で読んだ
ことがある。 

シラビソの林のそばにテントを張り終わると、「まだ時間もあるし、行者小屋まで散策に
行ってこようか」とO・Tさん。ヘッドランプをポケットに入れて、中山峠へ登った。
夕日を浴びた横岳や大同心・小同心が、近くに見える。
ん、登る時に見えていたのよりも、白さがうすくなったように感じるのは気のせい?

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 中山峠からは行者小屋へ下らず、すぐ西の中山展望台へ登った。
阿弥陀岳も赤岳も横岳もすぐ近くに見え、北には明日登る硫黄岳。まさにここは展望台だ。

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<赤岳の展望>

ひとしきり展望を楽しんだ後は、夕暮れの中、来た道を赤岳鉱泉へ下った。
夕日が沈むとともに、横岳や大同心が刻一刻と、赤味を増して輝いてきた。
この一瞬の光景を見られただけでも、今回、登ってきた甲斐があったかな。 

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赤岳山荘11:55---13:20林道終点---14:55赤岳鉱泉・テント設営15:30---
16:05中山峠---16:10中山展望台16:15---16:55赤岳鉱泉(テント泊)

 

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