兵庫北摂・猪名川変電所から高岳へ(720.7m)
2020年9月26日 (土) 曇
台高の山へ行きたいが、来週の白山山行のことを思うと、もう少し軽め山かなと、兵庫県と
大阪府県境の高岳へ。
猪名川変電所そばの駐車地には、車がもう7台も。
今日はこんなに人が来ているのかと思ったが、よく見ると登山者らしい車は1台だけ。
他の6台の車は、車の横に台や容器やら工具らしいものがいろいろと置いてある。
工事関係の車かな。
6・7分歩いたところの巡視路標識で川へ下りた。渡った対岸は雑木が生えた平地だ。
石積みされているとこをみると、ここも昔は田畑だったのかな。
すぐに尾根の取付きで、10分余の登りで最初の鉄塔へでた。南側に堂床山が見えた。
しばらくは滑りやすい土の急坂が続いたが、標高差200mほどで緩やかになった。
道の右手には、ロープが張ってあり『入山禁止』の張り紙や立て看板がある。どうやら
松茸山のようだ。
途中の鉄塔からは、高岳山頂へと並ぶいくつもの鉄塔が見渡せた。
奥の赤と白の鉄塔が、高岳山頂だ。
さらに上へ行くと、近年、送電線の下が伐採されたようで、周辺の山々の展望地だった。
登山道に岩がでてきて、傾斜が急になると、まもなく高岳山頂。
ちょうど昼時。ここで昼食でも良いけれど、15分ほど北側のca690mまで足をのばした。
ここはちょっと草原っぽい雰囲気で、展望もあり開放感があるところ。
今の季節はススキ原になっていた。
この草原の中に秋の花がないかと期待したのだが、これといった花は見あたらず、残念!
寄り道しながら山頂へ戻り、下山は猪名川不動尊へ。この道を下るのは長いことぶりだ。
この道も巡視路のよう。15分ほど尾根を下ると、谷筋に出た。
小さな谷筋だが、流れの両側はえぐられ、川沿いの木は倒れていた。近年のようだ。
それは下流へいくほどにひどくなった。
谷筋を渡り返しながら下っていくと、どうやら下に滝がある様子だ。
尾根を左に回り込むと、下に幟や建物が見え、猪名川不動尊近くの林道へでた。
まずは不動尊にお参りかな・・・と上手へ進むと、思いがけない光景が。
不動尊の説明板は足元が岩や土砂に埋もれており、さらに進むと、高く堆積した土砂や岩の
向こうに、ひしゃげたお堂が見えた。
滝も両岸の草や木がなくなり、岩がむき出しの状態だ。幸い、滝の左手にあった不動尊の
祠は、災害を免れたよう。
復興されることを願いつつ、手を合わせた。
林道を下っていくと、林道と川の間の平地に、『滝の下キャンプ場』と書かれた古い木片が
あった。昔はキャンプに来る人で賑わった時代もあったのだろう。時の流れを思う。
20分余で猪名川変電所へ出た。こんなに近かったっけ?
猪名川変電所10:00---11:15不動尊分岐----11:40高岳---12:00ca690m草原12:25---
12:40高岳---12:50不動尊分岐---13:30猪名川不動尊13:50---14:10猪名川変電所
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