京都北山・坊村から鎌倉山・峰床山を往復
2020年9月12日 (土) 曇
O・Tさんから峰床山山行のお誘いがきた。
昨秋のテント山行で同行だったMさんも一緒で、久しぶりに会えた。
コースはO・Tさんが気に入っておられる、坊村から鎌倉山・峰床山の往復コースだ。
土曜日とあって、坊村の駐車場には何台もの車が停まっていた。が、ほとんどの人が武奈ヶ
岳など比良方面のようだ。今回も、鎌倉山の方へ向かうのは私たちだけだった。
橋を渡ってすぐを左へ折れ、草の中を歩いて取付きへ向かった。
ヒルがいませんようにと念じながら、足早に通り過ぎて尾根にとりついた。
ブナ平で休憩している時、何気なく首筋に手をやると、何か柔らかいものに触れた感触。
こんなところにイボがあったっけ? なんだか手触りが違うような・・・摘まみ取ってみる
とヒルだった。
取付きの草むらでついたのかな? さっそくヒル避けスプレーをおみまい。
比良山系でヒルに取りつかれるのは長いことぶりだ。
なだらかだった植林地を過ぎると登りになったが、まわりは自然林になった。
雨がパラパラしてきたのでカサをだしたが、広げる前にやんでしまった。この調子でいける
と良いのだけど。
予報では、今日は雨らしい雨は降らないはず。
鎌倉山山頂が近くなると、登山道に張り出す枝もふえてきた。夏や暑さの残る時期は、歩
く人が少ないのかな?
鎌倉山は何回か来ているが、考えてみれば、木の葉が落ちた季節ばかりで、茂った時期に
来るのはずいぶん久しぶりだ。
木の葉が茂る時期はこんな雰囲気なのかと、周りを見回した。
鎌倉山からは南南西へ向かう県境稜線が登山道だ。
鞍部へ下り、尾根へ登り返した。尾根上に出てすぐのところに、枝が何本も置いてある。
ん? 先へ行ってはいけないところに、こういうのが置いてあるけど・・・と、思いつつ
先へ進んだが、やはり、その先にテープは見あたらなかった。
戻ってみると、枝が置いてあったところで、登山道は右下へ下って行っていた。
この県境稜線、尾根通しだが細かいアップダウンがあり、ピークで下る方向が90度近く
変わったりするので、その都度の確認が欠かせない。
倒木が目立つようになると、まもなくオグロ坂峠。峠で一休みし、峰床山へ向かった。
山頂は私たちだけで、のんびり昼食休憩。
北山方面はまだ展望があったが、比良方面の山は雲の中だった。
いつもなら八丁平へ回るが、雨が続いた後なので、今回はヒルがいる八丁平はパス。
来た道を鎌倉山へと戻った。注意して確認したので、帰りは尾根分岐で間違えることは
なく、すんなりと鎌倉山へ戻ることができた。
この山域はブナが少ない山だと思っていたが、木々の葉がある時期に歩くと、けっこう
ブナが目についた。違う季節に来てみるのも、大事かも。
坊村の駐車地には15時過ぎに戻れたので、湖西道路の渋滞に巻き込まれることもなく、
すんなり帰ることができた。
<鎌倉山山頂にあったサルノコシカケ? 本当に座れそうな大きさだった。>
坊村駐車場7:35---8:05林道---8:30ブナ平---9:25鎌倉山---10:45オグロ坂峠10:55
---11:25峰床山12:10---12:35オグロ坂峠---13:45鎌倉山---14:25ブナ平---14:45林道
---15:05坊村駐車場
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