無料ブログはココログ

2021年2月18日 (木)

湖西・鬚白川左岸林道から芦原岳・黒河峠周回

2021年1月28日 (木) 曇

30日(土)の山行予定だったが、荒天の予報だったので、直前にこの日に変更した。
その時は、近畿北部は晴の予報だったのに、前夜に予報が変わり、曇になった。
あ〜ぁ、コロコロかわる予報だ・・・雪じゃないだけ、まだ良しか。

マキノ林道の入口を過ぎた先、路肩の広いところに駐車。先週末に三日間も雨が降り続い
たので、雪があるのか心配したが、道路脇には約30cmの積雪。 良かった! 
鬚白川橋を渡った先で、林道に入った。

P12818251

少し歩くとすぐに雪はつながり、スノーシューをつけた。
かたく締まった雪は、歩くたびにガリガリと音をたてる。植林の中の雪は落ちた杉の枝や
葉がのって汚れていた。雪の雰囲気は春の山だ。
標高があがると、植林越しに三国山方面の稜線が見えた。

P12818351
<手前の雪面は、写真ではなだらかそうだが、実際はかなりの急斜面>

林道終点から尾根に取付いたが、木のない斜面はすごい傾斜だ。おまけに雪面がクラスト
してかたい。「物を落としたら下まで落ちていってしまいそうだね」とOさん。
物だけでなく人間も、うっかり滑ったら、下まで滑落か、木に激突か・・・。
そうはなりたくないので、スノーシューの爪を踏み込んで、一歩一歩緊張しながら登った。

P1281847 

なんとか無事、傾斜のゆるやかな台地に辿り着いて、ホット息をついた。
振り返ると、三国山から赤坂山・大谷山へかけての、白い稜線が優美だ。その奥には大御
影山の山頂が小さくのぞいている。
ここがこんなに展望の良い台地だったなんて。

P1281845

台地の東に寄ると、琵琶湖方面の展望も開けた。
これが青空だったら言うこと無いのだけど。

ゆっくり展望を楽しんだ後は、尾根を北東へ歩いた。なだらかだった雑木の台地が、上へ
行くほどにブナの森に変わった。まだ若い細いの木が多いが、ブナばかりだ。
このあたりの高島トレイルの稜線がブナ林なのは、以前に歩いて知っていたが、少しはず
れたこのあたりも、こんなにブナ林が広がっていたのか。 

 P1281854

P779へ出て、北の鞍部へ下り、登り返して芦原岳をめざした。
ここは太いブナが混じるようになり、その分木々の間が広くなって、気持ちものびやかに
なってくる気がする。
送電線鉄塔のある台地へでると、展望が広がり、正面に乗鞍岳が見えた。

P1281862

もうひと登りして、芦原岳の山頂に出ると、展望が一気に広がった。展望の良いここは
好きな山頂のひとつだ。左手には野坂山と敦賀湾。
右手には岩籠山と夕暮山の白い山頂が並んでいる。その後方は越美県境の山々か。
青空はないが展望がきくのはうれしい。

P12818641
<芦原岳から。奥は越美方面の山々かな。>

次の鉄塔まで下る尾根は以前に来た時は、けっこうヤブだったが、この季節はみな雪の下
で、すんなり歩くことができた。
ca810mの鉄塔の下で、赤坂山方面を眺めながら昼食タイムとした。
下から賑やかなスピーカー音があがってくる。学校からかと思ったが、どうやら選挙カー
のようだ。あとで1月31日が高島市長・市会議員選挙の投票日だと知った。

P1281881

ここからはもっぱら下りモード。左へ行く尾根を直進して、方向修正する場面もあったが、
その後はすんなり歩いて猿ヶ馬場山へ。
猿ヶ馬場山の西斜面や稜線の北側にも、すばらしいブナ林が広がっている。
そう、以前来た時も積雪期だったので、新緑の季節に来てみたいとずっと思っている場所
だ。

P1281905
<P620北の鉄塔から、歩いて来た尾根を眺める。>

ひとしきりブナ林を眺め、その先のP620北の鉄塔で、再度、山々を眺めて黒河峠から
マキノ林道へと下った。

 

鬚白川橋手前駐車地7:40---8:50林道終点---9:20台地の上---9:55 P676---10:30 P779
---11:05芦原岳---11:30ca810m鉄塔・昼食12:35---13:40猿ヶ馬場山---14:40黒河峠
---15:35林道ゲート---16:00駐車地

2021年2月 9日 (火)

奥美濃・積雪期はこんなに展望があるんだ。快晴の土蔵岳

2021年1月25日 (月) 快晴

P12517481
<蕎麦粒山。土蔵岳の山頂手前から。下山は中央に見える尾根を下る。> 

永原や塩津、木之本周辺の里に、雪はほとんどなかった。土蔵岳はどの程度の雪があるの
か心配したが、そんな心配は不要だった。
木之本からトンネルを二つほど抜けた道端には、1メール近い雪があった。

八草トンネル東口を出てすぐの橋のたもとは、今年も除雪され、すでに車が1台。
そこに駐車し出発準備。国道を200mほど歩いた建物のところでワカンをつけ、杉林の
尾根に取付いた。先行者はスノーシューのよう。
杉林はすぐに自然林の尾根になったが、けっこうな急斜面だ。

P12517241

I さんが先頭に立って、どんどん登って行く。その後を一生懸命ついていく。
傾斜がきついのに加えて、木の根元近くには時々空洞があって落ち込む。後のまだ雪山に
慣れていないメンバーは、けっこう苦労しているよう。待ちながら登る。

約1時間登った時、「これってクマの足跡かな?」と、先頭の I さん。
私も少し前から気になっていた。人のトレースの上を歩いている足跡は、わたしの手のひ
らとほぼ同じ大きさ。5本の爪の跡もくっきり。どうみてもクマだ。
足跡はしばらく一緒に続いていた。クマも人の通ったところが、沈み込みが少なくて歩き
やすいのだろうな。

P12517291

標高が650m を過ぎると、少し傾斜がゆるみ、右手からの尾根が合流すると、北東に蕎
麦粒山の三角形の山容が見えてきた。
そこからひと登りすると、土蔵岳からオオタワヘの稜線も。南には金糞岳と白倉山の白い
姿。空は真っ青だし、申し分のない展望だ。
こんな日に来ることができて良かった!

P12517401
<P885から見る金糞岳>

ようやくP885についてホッと一息。ここは金糞岳の良い展望台だった。
大きなブナが出迎えてくれた。下り口からは土蔵岳へ続く尾根が展望できた。何だか今ま
で見えていたよりも、遠くなったような・・・。

ここだけはまだ凍り気味の雪面をガリガリ言わせて鞍部へ下り、小ピークへ登り返す。
このあたりから、まわりがブナ林になってきた。白い雪面とそこに広がるブナ林がみごと。

P12517601
<オオタワと蕎麦粒山>

もう下ってくる人がに出会った、1組2人と、しばらくしてもうひとりと。
トレースにお礼を言い、挨拶を交わす。

P12517661 
<周りはブナの木ばかり>

なだらかになった尾根をたどり、県境稜線に合流。そこからひと登りで土蔵嶽山頂だ。
どこが山頂かわからないような平らな山頂。
ブナの木のはるか上部に取付けられた木片で、ここが山頂とわかった。
時間はちょうどお昼。金糞岳が正面に見える場所に陣取って、昼食タイムとした。

P12517731
<なだらかな山頂>

それにしても、このすっきりと平らな山頂にいると、秋はあれだけヤブだらけだったのが
ウソのようだ。ヤブに囲まれて、金糞岳が見えることさえわからなかった。
そのヤブは、今はみな雪の下・・・。

P12517751

食後はオオタワへの尾根を進んだ。ここもなだらかな雪原にブナ林が続く尾根。
P1026の南から、南へのびる尾根に入った。
下り初めは急だったが下るほどになだらかに。

P12517981
<西側の斜面の山襞に見とれた。こんなにいくつもの小谷がひとつの川に。>

暖かい日の午後とあって、緩んだ雪はあちこちに落とし穴があった。
あちこちで、落ち込むこと落ち込むことに。
ひとりでは抜け出せない時は、仲間が手助けしてくれ、やっとぬけだす。

P727に着いたのは15:10。下方に国道を通っていく車が見えた。
この斜面を下りたら、国道の旧道だ。傾斜は予想していたほど急ではなかったが、落ち込
むのは相変わらず。それでも、なんとか農地跡に下り着いた。

P12518151
<ここまで来たら、国道はすぐ先。>

500m歩くと国道で、前方に八草トンネルが見えていた。やっと帰ってきた。

 

八草トンネル東口8:30---11:00 P885---12:15 土蔵岳・昼食13:00---13:40尾根分岐
---15:10 P727---15:56農地跡?---16:15 R303---16:25八草トンネル東口

2021年2月 5日 (金)

滋賀県高島市・椋川から雪の県境尾根と行者山へ

2021年1月21日 (木) 快晴

朝の冷え込みが強いことは、前日の天気予報が伝えていた。
R367が大津市から高島市に入ったあたりから、道路沿いの木々が白くなっていた。
どうやら樹霜のようだ。このあたりで見るのは初めてだ。

P12116151

檜峠の先で左折し、椋川へ。
1キロほど先の送電線の下に駐車して、さらに奥へ歩いた。
国道沿いの雪はわずかだったので、椋川も雪はないかもしれないと思っていたが、田畑も
家々の屋根も雪で白く覆われていた。
家の周囲や玄関先に、屋根からの雪が高く積もっている家は、今は空き家ということか。

P12116211

前回同様、ECC学院高校へ行く道への分岐から、尾根に取付く。
ここでの積雪は50センチ。スノーシューを履いてスタートだ。沈み込みは5センチほど。

六地蔵の横を通り、林道を横切って、植林の急斜面を登っていく。
太い樅の木が出てくると、まもなくca430mの小ピーク。いったん鞍部に下り、周りが
自然林に変わった尾根を登る。
真っ白な雪原と紺碧の空に気持ちが弾む。積雪は70センチくらいはありそうだ。

P12116301

上へ行くほどに尾根の北側は植林になってくるが、途中に湖北武奈ヶ岳の展望地があった
はず。ほどなく、植林の切れ目から展望できた。
青空の下に、湖北武奈ヶ岳と三重嶽・三十三間山が並んでいた。

P12116451

登り着いたP628は福井県との県境尾根。
地理院地図では福井県側も自然林になっているが、実際は植林帯だ。
それがちょっと残念だが、ここからはスノーシュー向きなだらかな尾根歩きが続く。
南方向には蛇谷ヶ峰から釣瓶岳・武奈ヶ岳への比良の稜線が見えるが、樹林越しだ。

P12116561
<展望地から。手前の稜線のが行者山。その後に蛇谷ヶ峰。右へ武奈ヶ岳へと連なる>

前回は、もっとスッキリと見えるところはないのかと、先を急いだが、展望地がわかって
いる今回は、雪の感触を楽しみながら歩いていく。
時々、雪庇ができている。

P12116661
<奥の白いピークが、P693> 

P693の登りは右手に白い斜面が広がっている。雪原と木々の雰囲気がなかなかいい。
上の台地の端にでて振り返ると、山並みの向こうに伊吹山が白い頂を覗かせていた。少し
離れて左に見える白い山は金糞岳か。3月には気づかなかった展望だ。

P12116891
<伊吹山も見えるんだ!>

700mにも満たない標高だけど、この展望と台地の広さは、ホッと気持ちがくつろぐ雰囲
気がある。
この日は動物の足跡ひとつない白い台地だった。こんな時もあるんだ!

ここからは高島トレイルで、横谷峠への分岐点でもある。
昼食休憩をとった後は、南東へ伸びる尾根を下った。左手にあった植林は10分も下ると、
自然林に変わった。これで木々がブナだったら、言うことないのだけど。

P12116921

林道に下り着く直前が急斜面だった記憶があって、スノーシューをはずしたが、思ってい
たほどではなく、すんなり林道に着地できた。

P12116941
<林道の横谷峠>

ここから先の行者山コースは歩きたい雰囲気の山でもないが、峠からだと駐車地まで戻る
林道歩きが長そう・・・結局、切り通しを登り返して、行者山へ向かった。

ブナが混じる好きな景色もところどころにあるのだが、植林も多くちょっと暗い雰囲気。
無雪期ならすぐわかる登山道も、今は雪が地面を覆い、ゆずり葉が茂る中ではわかりにく
いが・・・まぁ、尾根通しだから間違いようがないか。

P12116951

行者山に寄った後、分岐へ戻って北東へ向かう。時間はもう15時だ。
ここから先が長いので、せっせと歩いた。ようやくca360mにある送電線鉄塔に出て、
あと少しと思ったが、その先が、距離のわりに手間取った。
なんとか搦谷越入口の道路に着地し、スノーシューを脱いだ時は、もう16:30になって
いた。車はすぐ近くだ。

あとで、地図を眺めていて、行者山の先のca430mの尾根分岐を、北東へ下ってもよか
ったかと思った。機会があれば、次はこの尾根を歩いてみよう。

 

駐車地9:05---9:20尾根取付き---10:15 P462---11:00 P628---12:10 P693 12:30---
13:15横谷峠---14:10 P536---14:40行者山---16:05送電線鉄塔---16:30車道---
16:40駐車地

 

2021年2月 3日 (水)

鈴鹿・青空と霧氷の御池テーブルランド

 b2021年1月18日 (月) 晴時々曇

P11815661 

今回も鈴鹿北部の山へ。
いなべ市の簡易パーキングふじわらから登るので、年末から3回目の石榑トンネル越えだ。
山口排水池からは登ったことがあるが、ここから登る木和田尾は初めてだ。

P11814591
<まずは、尾根の上に見える、右から二つ目の鉄塔をめざす。>

簡易パーキングを出て、R306を北西方向へ歩いた。約500mで左に折れ、山間へ向かう。
農地の周りには獣害防止の高い柵が張り巡らせてある。少し先に、山へ入る扉があった。

植林の中を20分ほど登ると、周りは自然林にかわり、うっすらと雪。
まもなく国道から見えていた送電線鉄塔にでた。
さらに登ってP647を過ぎると、樹林越しに主稜線が見えてきた。

山口登山口からの道を合わせると、ここからは前にも歩いた道だ。
標高があがるのにあわせて、雪は徐々に増え、白い雪原が青空に映える。こんな日に山に
登れるのはうれしい。

 P11814801

主稜線の木々が白く光っている。霧氷がついているようだ。
3つ目の鉄塔では北の展望が開けた。奥のひときわ白く輝く山は、霊仙山のようだ。

P11814901

頭陀ヶ平との分岐に着いたのは10:30。
予定の時間より少し遅れ気味のようだが、当初の計画通り御池をめざすことになった。
ここからは山腹を斜上していく。雪の量がふえてきた。
紺に近い青の空。真っ白な雪面に木々が作る影の模様が、なんともいい雰囲気だ。

P11814971

白瀬峠に着くと、霧氷が迎えてくれた。尾根上部にだけできている霧氷だ。
これまではツボ足だったが、ここでアイゼンをつけ、真ノ谷へ下った。左に少しトラバー
スしてから、小尾根を下る。

P11815021

今までのたっぷりの雪はどこへやら。風向きの加減か、下る尾根芯の雪はわずかだ。
小石や根っこにアイゼンを引っかけないよう注意して下る。
峠からしばらく下った山腹の木々は、霧氷の気配もない。
最後はシリセードで谷筋へ。

P11815101

真ノ谷で昼食を摂った後は、テーブルランドへの登りが待っている。
標高差300m。見上げれば、ため息がでるような急斜面だが、古いトレースがあるのが
ありがたい。

P11815141

もくもくと登り、時どき、足を停めて上を眺める。そして、また足もとを見てまた登る。
その繰り返しだ。
登っても登っても、見上げれば、まだ先がある。
後を振り返ると白瀬峠から藤原岳へ稜線が少しずつ下になっていくので、自分の位置が
上がったのがわかり、励みになる。

 P11815111
<振り返ると、白瀬峠から天狗岩への稜線。>

ひたすら登ること小一時間。ようやく情報の木立の向こうに空が見えてきた。あと少しだ。
周りの木に霧氷つくようになってきた。
なかなかいい感じで、何枚も写真を撮っていると、先にテーブルランドでた男性陣から、
「上はもっと素敵な景色だよ。はやく上へあがっておいでよー」と声がかかった。 

P11815651 

ようやくたどり着いたテーブルランド。真っ白な雪原がどこまでも広がっていた。
わたしたちの足跡しかない雪の原だ。

 P11815601

ところどころにあるブナの林が霧氷をつけて輝いている。点在するドリーネの日陰の色。
時々、空を黒い雲が横切ってはいくが、すぐにまた青空が顔をだす。
良い日にここへあがってきた。

P11815771 

歩き回って何枚も写真を撮っていると、「14時がタイムリミットだよ!」と、仲間の声。
まぁ、ここまで来られただけでも良かった。
名残惜しい思いを残しつつ、下山にかかった。

登ってきたステップを下るより、足跡のない雪面を下る方がよほど歩きやすいことがわか
り、皆、思い思いのコースで下った。時々、穴に落ち込んだりはするが。
下りは速い。1時間以上もかかって登ったのに、その半分の時間で真ノ谷に下り着いた。

登り返して白瀬峠に着いたのは15時半近かったが、ここからは下りだ。
ヘッドランプが要るかなとも思ったが、まだ明るさがあるうちに、国道へ出ることができ
た。テーブルランドの風景を思い出しながら、駐車地へ急いだ。 

 

P11814571
<咲く季節を間違えたかな? 簡易パーキングのそばで。>

簡易パーキングふじわら8:05---8:15巡視路入口---8:40一つ目の鉄塔---9:30 P647---
10:30頭陀ヶ平・白瀬峠分岐--- 11:25白瀬峠11:40---12:10真ノ谷・昼食12:35---13:45
御池テーブルランド14:05---14:40真ノ谷---15:25白瀬峠---15:55頭陀ヶ平・白瀬峠分岐
---16:25 P647---17:30簡易パーキングふじわら

 

2021年1月24日 (日)

台高・やっと見られた青空の霧氷、檜塚奥峰

2020年1月13日 (水) 曇時々晴

P11313581 

霧氷ができる季節になってから、檜塚奥峰には3回登ったが、青空の時は霧氷がないし、
霧氷がある時は雪模様の天気で、視界はわずか・・・。
一度くらいは青空の下の霧氷が見たいと思い、13日(水)、4度目の檜塚奥峰へ。
今回は大又からだ。

七滝八壺付近から雪の白い路面になったが、林道の積雪量はわずかで、問題なく駐車場ま
で行くことができた。駐車場にはもう7台の車。

P11311931

さすがにこの日は見上げる山々は白いが、霧氷ではなく綿帽子。着雪だ。
林道の雪は5cmくらいか。凍結箇所もなくすんなりヨコクラ谷出合へ着き、渡渉箇所を
慎重に渡って、登山道を登って行く。
空がだんだん明るい色合に変わり、青空がのぞいてきた。これからの晴れを期待する。

谷筋から離れ、山腹のジグザグ道になるところで、スノーシューをはいた。
この冬初めてのスノーシューだ。背中は軽くなったが、そのぶん足が重くなった。
このあたりの木々は、着雪と霧氷のミックスだ。

P11312061

下ってくる若いカップルに会った。まだ10時半過ぎだ。
「もう下るのですか?」ときくと「スノーシューを持ってこなかったので降ります。上は
風が強いですが、きれいですよ」と教えてくださった。
辿り着いた明神平はひっそりしていて、見かけた人は2人だけ。

P11312391

青空がのぞいたかと思うと、すぐに雲やガスが流れてきて陰ってしまうが、雲の流れが
早いので、しばらく待つとまた青空がでてくる。この繰り返しだ。
真っ青な空は帰りに期待することにして、まずは明神岳から奥峰へ向かった。

 ここ数日は、新潟や北陸で車が立ち往生するほどの大雪が降った天候だったので、台高も
さぞ大きな霧氷ができているかと思ったが、周りの木々についている霧氷は繊細だった。
奥峰への登山道脇には、上部は白いが下の方の枝は茶色を残している木も、けっこう目に
ついた。

P11312831

奥峰方向の空に時々青空の気配。
早く行きたいと思うが、今年初めてのスノーシューが重く感じられ、なかなか進まない。
そう思いつつもP1394北側の森へも寄り道をして、結局、奥峰に着いたのは13時前だっ
た。

 P11313501

あいにく空は雲が大部分を占めている。一瞬の青空が覗いた時をとらえて、霧氷を撮る。
麓の方は明るいので、下は晴なのだろうな。

周辺を歩きつつ、青空が広がるのを待ったが、時間はもう13:30。
下山にかかる時間を考えると、待つのももう限界かと帰かけた時、上空が青空に変わり、
周りの景色の色合も変わった。待っていた青空だ!

P11313631

真っ青とは言えないが青空と霧氷だ。今回登ってきた目的が叶えられ、大満足で明神平へ
引き返した。
周りの霧氷は落ちてはいなかったが、茶色がかったところが増えたようだ。
明神平で、もう一度青空が見られるかと期待したが、あいにくどんより曇り空。
まぁ、奥峰で見られたからいいかと、人の気配がなくなった道を急いだ。

P11313971

桜井市の山あいで、国道脇で咲き始めている紅梅を見た。
この寒さの中にも、春は確実に近づいているようだ。

 

大又駐車地8:50---10:00明神滝---10:55明神平---11:40明神岳---12:55檜塚奥峰
13:30---15:05明神平---16:20大又駐車地

2021年1月22日 (金)

台高・喜平小屋大滝の氷瀑を見に

2020年1月9日 (土) 曇時々粉雪

P10911261
<喜平小屋大滝、落差は65mだそう。>

松阪市飯高町・蓮周辺の滝が氷瀑になるのは、例年なら2月に入ってからだ。
が、今年は年末と正月明けに、強い寒波が来て、例年にない冷え込みの日が続いた。
この寒さなら、もう氷瀑ができているかなと、Oさんと喜平小屋大滝へ。

車止めから、雪で白くなった千石林道を歩く。
この日は、曇り空にときどきガスがかかる、展望のないお天気だ。
林道沿いのあちこちの小滝には、大きなツララができ、氷瀑へと変身中だった。
花や木々の緑が無いこの季節、林道歩きの唯一の楽しみといったところかな。

P10911681

時々、空が明るくなるので、これから晴れてくるかと期待するが、すぐまた暗くなって
雪が舞い始める。この繰り返しだ。
足元の雪面を見て歩いていると、だんだん雪面の高低差がわからなくなってくる。
積雪量の多い山では経験しているが、この程度の雪でもなるんだ。曇り空だからかな。
で、時々は違うところを見て、また視線を足元へ戻す。

P10910811

井戸谷上部の崩落地には堰堤ができていた。
林道が綺麗に整備されて、歩きやすかったのは、この工事のためのようだ。

途中でアイゼンをつけ、林道終点から赤クラ滝谷と喜平小屋谷の出合へ下った。
8年前の冬に来た時、右岸を上流へと登った記憶があったので、喜平小屋谷の堰堤を越え
て、右岸を辿った。
雪は多いところで50センチくらいか。

 P10910931
<植林の中、乾留第三工場跡が雪に埋もれていた。>

植林帯に入ってまもなく、左下に谷の分岐が見えてきた。
喜平小屋大滝は左俣へ行くが、あれ、何か様子が違うような・・・???
左俣にかかっているはずのスダレ滝が無い・・・と思ったら、凍った上に雪が積もり、
滝らしく見えなかったからだった。

P10911421
<喜平小屋谷の右俣・左俣出合> 

スダレ滝右手の斜面に取付いた。ピッケルを打ち込み、アイゼンの前爪を効かせて急斜面
を登った。
左の尾根に乗るのがなかなか難しい。Oさんが先頭でルートを作ってくださる。
フワフワの雪はすぐに足場が崩れてしまうので、雪をかき分けた地面にアイゼンを蹴込ん
で足場を作り、一歩ずつ慎重に進んで尾根に乗った。

ここからの斜面のトラバースは、うっかり滑ると、即、谷へ滑落!する傾斜だ。
掴める物は何でも掴み、まず安全確保。

p10911012

少しずつ進んで行くと、喜平小屋谷大滝上部の氷瀑が見えてきた。
滝の全貌が見えたのは、いったん谷筋に降りて、反対側へ登り返してからだった。滝の
落ち口には天蓋のようなツララの塊。その下の氷の青いドームは4mはありそうだ。
期待通りの氷瀑に、思わず歓声!

p10911091

まずはひとしきり写真撮影。その後、シートを広げて昼食。
近くに木や岩が無くて、ツェルトは張らなかったが、食べ始めた頃からまた雪が降り出し
た。シートの上、広げた食器・食品・荷物が、だんだん白くなっていく。
そそくさと食べて片付け始めると、雪は止んで空がうっすら青くなってきた。あ〜ぁ!

P10911201
<左側の斜面をトラバースしてきた。>

さぁ、撤退。トラバースしてきた斜面を慎重に戻ったが、そこからスダレ滝横の斜面へ下
りるのが難しい。強引に登ったけれど、下るとなると躊躇する。
安全な場所を探してしばしウロウロし、なんとか無事におりられて、胸をなでおろした。
あとは来た道を戻るだけ。来た時のトレースがあるので、帰りは楽だ。

P10911611

千石山東峰上空に、夕暮れの日差しが広がるのを見ながら、林道を下った。
林道には来るときには無かった動物の足跡が、無数についていた。足跡だけでなく、シカ
3頭にイノシシ、カモシカも見かけ、こんなに何頭も出会うのは初めてだ。

林道の滝のツララは、朝とほとんど変わらず残っていた。
ということは日中の気温が低かったということかな。
長い林道をひたすらせっせと歩き、夕闇が迫る頃には駐車地へ戻ることができた。

 

P10911471

千石林道車止め7:55---9:20井戸谷崩落地---10:05林道終点---10:20赤クラ滝谷・喜平
小屋谷出合---11:30右俣・左俣分岐---12:20喜平小屋大滝13:35---14:30右俣・左俣分
岐---15:05赤クラ滝谷・喜平小屋谷出合15:20---15:30林道---17:00千石林道車止

2021年1月16日 (土)

鈴鹿・やった〜 ! 青空、今度は登れた竜ヶ岳

2021年1月4日 (月) 晴

P10410251 

山仲間から鈴鹿・竜ヶ岳再挑戦のお誘いが来た。
今回は宇賀渓キャンプ場から登るコースだ。

竜ヶ岳へは何回も登っているが、石榑峠や北側からばかりで、宇賀渓からは初めてだ。
駐車場にはすでに20台ほどの車があり、出発して行く人が次々。
私たちも、準備を整え、8時前に歩き始めた。今回のメンバーは5人。

P10409241
<駐車場からは竜ヶ岳山頂が見えていた。>

宇賀川に沿った林道を上流方向へ歩く。
白滝丸太橋・魚止橋を渡り、金山尾根分岐もこえて、山腹道をさらに西へ歩いた。
積雪量はそんなに多くない。30分で砂山・石榑峠との分岐に着き、ここからは横谷沿い
に上流へ向かった。

p10409471

次々と出てくる砂防堰堤は、ホッチキスの針を大型にしたような段を登って越える。
その段が下向きになっていて、足が少ししかのらないところもあり、緊張して登った。
河原の広くなったところからは、時々、竜ヶ岳山頂が見えた。
が、その上に見える空は曇り空だ。青空だったら、言うことないのにな・・・。

P10409521

いくつ堰堤を越えるのだろう・・・と思いながら1時間ほど歩いた頃、道はようやく尾
根へ登り始めた。
左上に竜ヶ岳の山頂を見ながら、急傾斜の細い尾根を登る。
鉛色だった空が、紺に近い青空に変わっていた。やったー! 青空の山頂が踏めそうだ。

P10409591

標高900mあたりを過ぎると傾斜は緩み、なだらかな雪原に広葉樹林が広がった。
この雰囲気は、湖北の三重嶽の雪原を連想させた。
南には石榑峠の向こうに三池岳の山容。そのさらに南には御在所岳や雨乞岳も。
山頂はけっこう風がありそう。山頂へ向かう前に、ひと登りした風陰で昼食をすませた。

P10409751

右手に先日登った遠足尾根を見ながら、山頂を目指す。
遠くからだと全体が白く見えたが、実際に歩くと笹があちこちにのぞいていた。
雪があるところにはスノーシューの跡や動物の古い足跡が、浮き上がって残っている。
周りの雪は風で飛散するが、踏まれて圧縮されたところは、飛ばされずに残るからだ。
風の造形かな。

P10409951
<中央奥の白いピークは御池岳>

山頂はけっこう広範囲に土が見えていた。
2週間前とはうってかわった360度の展望で、北は藤原岳や御池岳もよく見えていた。
展望を楽しんだ後は、遠足尾根をめざして下山だ。

P10409961
<いちばん奥に見える尾根が、遠足尾根。>

遠くから見るとなだらかに見える竜ヶ岳だが、下るとなるとけっこう急斜面だった。
その分、振り返るたびに山頂が遠くなっていく。
金山尾根の分岐が近づいたあたりで、ようやく前回、引き返した場所が見えてきた。
山頂まではまだまだ遠いところ。引き返して正解だったかな。

P10410031

あれだけボコボコ落ち込んだ道も、今回は大勢に踏まれて、しっかりしたトレースがつい
ていた。まだ記憶にはっきり残っている景色を見ながら、P964から南東へのびる尾根を
下った。

樹林帯に入ると、尾根の北側の雪は、12月下旬とほぼ同じ量で残っていた。樹林帯なの
で風で吹き飛ばされることもないし、北側なので吹き溜まりにもなるのだろう。
大鉢山から登った私たちは、なかでも雪の多いコースを登ったということか。

P10410521
<青空ともここでお別れ。ここからは植林の中の道へ>

大日向への手前で右へ分岐する尾根に入った。
ずっと植林の中を下る単調な道だが、植林の中の分、雪はわずかで下りやすかった。
下ること45分、ようやく遠足尾根の取付きにでた。
後は25分の林道歩きで駐車地だ。

 

宇賀渓キャンプ場(7:55---8:20遠足尾根分岐---9:25石榑峠・中道分岐---10:25尾根へ
---昼食30分---12:25竜ヶ岳12:30---13:00金山尾根分岐---14:00大鉢山分岐---1
5:00遠足尾根登山口---15:25宇賀渓キャンプ場

2021年1月 3日 (日)

大阪北摂・2021年最初の山は能勢妙見山へ

2021年1月3日 (日) 晴時々曇

 

あけましておめでとうございます。

P10308811

 

明日は仲間と鈴鹿の山へ行く予定が入っている。
なので、今日は初詣を兼ね、短時間で登ってこれる能勢妙見山へ。

吉川の交差点を右に折れ、少し走った道端に駐車。いつもは何台も停まっているのに、
今日はめずらしく1台もなかった。
畑の日陰のところには、うっすら雪が残っている。年末から年始の寒波の名残かな。

P10308441

 少し戻って、小さな橋を渡り、民家の横から尾根に取りつく。
取りついてすぐのところに小さな祠が目についたので、かしわ手を打ってお参り。
その後、お堂の中を覗いてみたら、中におられたのは仏様だった。(>.<)

道に積もったコナラの落ち葉を踏みながら、ゆるやかな尾根を登って行く。
登るにつれて、落ち葉はアベマキに変わったが、さらに登るとまたコナラも混じってきた。
P444から北側斜面にうっすら雪が残り始めた。

P10308541

上杉尾根が近くなると、展望が開けてきた。
登山道に合流すると、谷を隔てた正面に妙見宮の『星嶺』がよく見えていた。木の葉が落
ちた季節は、こんなにはっきり見えるのかと思う。
考えて見たら、このコースを歩く時は、下りがほとんどだ。

P10308661

自然林の多い上杉尾根は、木々の佇まいも展望も良く、わたしの好きな道だ。
一面に雪がある斜面と、まったく無いところとが対照的だ。
北西から吹きつけた風の仕事かな?

P10308671

右手が植林になってしばらくすると、妙見山の駐車場に出た。
境内はマスク着用なので、まずはマスクをつける。
お正月とあって車は多い。交通整理の人も多い。車だけでなく駐車場を横切る登山者の誘
導もしてくださる。

P10308881

境内はいつものお店の他に、露店もいろいろ出ていて賑やかだった。
まずは、山頂に寄ってから、妙見山本殿へ。他の季節を思うとさすがに人が多い。
そして、登山者らしい人も多かった。

やはり登山姿の同年輩の女性から「どこから登ってきたのですか?」と訊かれた。
その方は、お正月は妙見山と決めていて、毎年登って来るのだそう。

P10308871

お参りしたり、昼食を摂ったりしていると、いつの間にか50分が過ぎていた。
下りは駐車場の東角から、南へのびる尾根で下る予定。
交通整理の人が上杉尾根へ誘導してくださるので、「すみません。向こうから下ります」
と指さすと、他の人に伝えてそちらへ誘導してくださった。お手数おかけします。

下る尾根は植林と自然林の境界だ。10分ほど下ると、天台山が正面に見えるクヌギ林に
なった。明るくて雰囲気の良いクヌギ林が下へ続いている。

P10308961

下山コースはこのクヌギ林の端をかすめて植林との境界を右前方に下っていくのだが、地
図を確認するとこのままクヌギ林を下っても初谷川の登山道へ出られそうだ。
最後は傾斜がきつくなったが、ずっとクヌギ林で、無事登山道へ着地できた。

P10309091
<川のそばに誰かが作った雪だるまがおいてあった。>

あとは初谷川沿いの駐車地まで歩くだけ。
陽だまりでもう咲き始めているアセビの花やツバキ、白い実のマンリョウなど見られたの
は良かったけれど、この初谷川沿いの道はやっぱり長いな・・・。
この寒さの中でも、林道の下流はあちこちに20台ほどの車が停まり、バーベキューの人
で賑わっていた。

 

P10309001

吉川の駐車地9:05---10:05上杉尾根登山道---10:40妙見山11:25---12:10初谷川登山道
---13:05駐車地

2020年12月31日 (木)

台高・残念!霧氷なし、明神岳・檜塚奥峰・水無山・国見山

2020年12月29日 (火) 晴

Pc2907241
<彩雲>

檜塚奥峰の青空の下の霧氷を、この冬はまだ見ていない。
12月27日(日)は快晴だったが、行きそびれてしまった。10日前にも行った奥峰だが、
青空と霧氷が見られますようにと、祈りつつ?また出かけて行った。

今回は大又から。8時に着くと、駐車地はもうほぼ満杯。
私の後にも次々と車が。
積雪は19日よりは減っているはず。スノーシューはいいか・・・と、持たずに出発。
タイコウドウ谷入口の小滝はツララの気配もなく、林道が凍っているところもなかった。
この様子では霧氷を期待する方が無理かも。

Pc2906971

林道終点までの中間あたりから、道端にチラホラ雪が見られるようになり、4ヶ所の渡渉
が終わった先は踏み固められた雪が凍っていた。
が、足を置く場所を選べば、アイゼン無しでも十分登れ、山腹を折り返す道では雪だけに
なった。

Pc2907101

標高があがるとともに、後方の山が見えてきたが、予想通りで霧氷は全く見あたらない。
近くの木々にも落ちた痕跡もないので、昨日は山の上も雨だったようだ。
薄曇りだった空に少しずつ青空が広がってきただけでも良しなのかな。
登り着いた明神平は、白い雪の原と空の広さに、気持ちが伸びやかになる。

Pc2907291

まずは檜塚奥峰へ向かう。三ツ塚方向へ歩いていると、上空の雲がいい雰囲気だ。
そのうちに太陽に近い雲に、虹のような色合が現れた。彩雲だ。
霧氷はなかったけれど、それとはまた違った感激を、自然はちゃんと用意してくれてい
るんだな。
しばらく見とれたが、雲の位置が変わると消えてしまった。

Pc2907261

奥峰へ向かう道の周囲には、白い雪原が広がっていたが、雪は多いところでも30cmある
かないか程度。
木の葉も霧氷もないので、笹ヶ峰も水無・国見山もすっきりとよく見えていた。
もう戻ってくる人と何人も出会った。

 Pc2907601
<P1394北側の森。10日前より、雪はだいぶ少なくなっていた。>

P1394には登らず、谷の源頭部へ下りて、P1394北側に広がる森へ寄った。いつもと
は反対側からだが、こちら側から入ると、森の雰囲気が少しだけ違って感じられた。
規則正しいドラミングと、時折、キョキョという鳴き声。キツツキかな。

しばらく佇んで目をこらすとコゲラがいたけれど、音と声の大きさはアカゲラのように
思える。音は繰り返しするが、結局は見つけられなかった。

霧氷がついていると寄り道ばかりで、なかなか先へ進まないのだが、この日はすんなり
奥峰へ。遠望がきく日で、曽爾の倶留尊山の左に白さが際立った山が見えていた。
その右にも、白さが目立つ山々。鈴鹿か湖北の山だろうか。

Pc2907751
<こちらの山は檜塚と迷岳>

大阪南部からといいう男性と山の話をしながら休憩した後、明神平へ引き返した。
奥峰へ来る人が次々。この日は天気もまぁまぁで、大賑わいの奥峰だ。

ツボ足で問題なく歩ける雪の量だが、スノーシューを持ってきていたら、もっと広範囲の
気ままな寄り道ができたかな・・・と、ふと思った。
行く時はまだクラスト気味だった雪は、もう昼過ぎになってすっかり柔らかくなっていた。

Pc2908061
<水無山北の鞍部から見る檜塚と奥峰>

時間もまだ早かったので、水無山から国見山へまわった。
こちらも何人もの足跡があった。
この日は、天高ルートを下ってみた。ずっと尾根通しなのでわかりやすかったが、楽しさ
はもうひとつ無いかも。

 

大又駐車地8:15---9:50明神平---10:25明神岳---11:25檜塚奥峰12:00---13:10明神平
---13:30水無山---御神木---14:20国見山14:25---15:55大又駐車地

 

 

鈴鹿、竜ヶ岳は遠かった・・・青川から大鉢山・遠足尾根

2020年12月21日 (月) 曇のち晴

Pc2106411
<ガスがはれて、姿を現した竜ヶ岳。遠足尾根から。>

山仲間が、青川から大鉢山経由で登る竜ヶ岳山行を計画してくれた。
大鉢山は7年前の春先に孫田尾根から周回して下ったことがある。遠足尾根分岐から大鉢
山の間はシキミとアセビが生い茂る道だったこと、大鉢山からは落石の誘発を気にしなが
ら尾根を下ったことが記憶に残る山だ。

Pc2105641
<キャンピングパークから見上げる大鉢山>

青川キャンピングパーク駐車場で待ち合わせ、右にコテージやテントが並ぶのを見ながら
青川沿いの林道を歩いた。今回のメンバーは4人。
平日だがキャンピングパークにはけっこうテントがあり、小学生らしいこどもの姿も。

工事のダンプカーが往来するので、その度に道の端に寄ってやり過ごす。
以前に下ってきた尾根の、もうひとつ西寄りの尾根末端に取り付いた。植林の中を登る道
なので、以前は仕事道だったかな。

Pc2105661

明るい植林の中をジグザグに登った後、自然林になった尾根を登ると約50分で大鉢山に
出た。
東に見える平野の方は陽がさして明るいが、山の方はガスがかかっている。
登り始めは青空がのぞいたので、これからの晴れを期待したが、ちょっと無理かな。

Pc2105721

いったん鞍部まで下り、遠足尾根へのコースを登り始めたが、だんだん雪が深くなってき
た。大鉢山から30分ほどのところでワカンを装着。

雪に押さえられて低くなったアセビの下をくぐり、アセビのないところは吹きだまりで
大腿部まで沈む。そんな雪の中を I さんが先頭で、ラッセルしてくれる。感謝!
時々古いトレース跡が出てくるが、すぐに雪に埋もれて消えてしまう。

Pc2105821

ca710mを過ぎると、前方にピークが見えてきた。あれを登れば遠足尾根に合流だ。
具体的な目標が見えて、ちょっと元気が出たが、アセビの方は今まで以上の密生だ。

しまいには腹ばいになってくぐることになり、道を間違えたかと思ったが、腹ばいになっ
た顔の横の木にテープがあったので、これで合っているようだ。

Pc2105871

そこを抜けると、遠足尾根にでた。大鉢山の登り口からここまで3時間余だ。
左手から良く踏まれたトレースがあがってきていた。
ワカンをはずし、軽くなった足で、綿帽子を冠った木々を眺めながら先を急ぐ。
今までを思うと、気分は高速道路だ。

Pc2105931

樹林帯を抜けると前方に白い山々が姿をあらわした。が、竜ヶ岳方向は灰色のガスの中だ。
風を避けて昼食を終えると、時間はもう12時半。撤退時間を確認して、再び登り始めた。

P964手前まではそれなりに踏まれた道だったが、そのあとは雪も深くなりボコボコと落
ち込むことしきり。
P964あたりで時間切れになって、引き返す人が多いということか。

Pc2106091

私たちはその先の鞍部へ下ってca970mまで進んだが、雪はさらに多くなり落ち込みも
深くなった。残る時間はあと少しあるが、もうここで撤退することにした。
再び、ボコボコ落ち込みながら、P964へ戻り、登ってきた尾根を下った。

Pc2106191

 下りながら、振り返ると、竜ヶ岳方向に陽があたり、ガスが少しずつ動き始めた。
足を停めては眺めていると、ついに山頂が姿を現した。真っ白な山容がきれいだ。
この景色が眺められただけで満足。登ってきた甲斐があった。
引き返す私たちへのご褒美かな。

Pc2106361

この頃より、青空が覗くようになり、木々の綿帽子が青空に映えた。
50分で大鉢山分岐へ戻り、そこから大鉢山までは1時間。トレースがあるということは、
こんなに楽なのかと実感する。

Pc2106621

日差しが出てきて、周りの山々も眺められるようになった尾根は、行きとはまた違った
印象だった。
大鉢山で展望を楽しみ、16時にはキャンピングパーク駐車場に戻ることができた。
一緒に歩いた仲間に感謝!!

 

Pc2106751

青川キャンピングパーク駐車場8:10---8:25登山口---9:20大鉢山---11:35遠足尾根と
合流---昼食30分---13:05撤退---13:55遠足尾根の分岐---15:00大鉢山15:10---
15:45登山口---16:00駐車場

«台高・ヌタハラ山腹道から雪と霧氷の檜塚奥峰へ