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2020年9月 7日 (月)

大峰・予想外に涼しかった八経ヶ岳

2020年8月19日 (水) 曇時々晴

ここ15年ほど、夏はMちゃんと標高の高い山へ行っていた。
が、今年は予定していた日程が、新型コロナの流行拡大の時期と重なってしまった。
政府がGo To トラベル キャンペーンを推奨しているのだから・・・とは思うものの、
感染者の多い都市部から出かけて行くことに、ためらいを感じてしまった。

どこかの山へは登りたい。
では、今回は近畿の山へということになり、Mちゃんがまだ登ったことがないという
大峰山系・八経ヶ岳へ行くことにした。

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お盆の頃は早朝から大混雑だったというみたらい渓谷入口も、この日はすんなり通れて、
行者還トンネル西口へ着いたのは8:30だった。駐車場には10台ほどの車。
車を降りると涼しい風が吹き渡っていた。うれしい涼しさだ。
準備をしていると多人数のワゴン車が到着したので、それより先にとそそくさと出発。

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<ナガバノコウヤボウキの花>

川沿いにしばらく歩き、木橋を渡った尾根の取りつきに、花が咲いていた。
コウヤボウキに似た花だが、ちょっと違って木の仲間のような雰囲気・・・帰って調べると
ナガバノコウヤボウキだった。やっぱりコウヤボウキの仲間なんだ。

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奥駆道までは標高差350m余の登りだ。
急登の道をもくもくと登っていると、もう下って来る人があった。弥山小屋泊だそう。
弥山小屋は営業しているようだ。

20分ほど登ると、樹林のすき間から弁天の森から北へのびる尾根と青空が見えてきた。
やがて林床に背の低いササがでてくると、ほどなく見なれた奥駆道出合。

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ここからは歩きやすいなだらかな尾根になった。
ずっと樹林の中なので、それほど汗をかかないですむのがありがたい。
弁天の森を過ぎ、ときおり見える弥山方向はガスがかかっていた。

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林床いちめんに枯れたバイケイソウが目につくようになって、まもなく理源大師の像がある
聖宝の宿趾にでた。これで半分以上は来たかな。

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この先は聖宝八丁の登りで、弥山小屋までは、さらに標高差300m。
木の階段が整備されて登りやすいが、ジグザグと折り返しの登りは、気分的に長く感じる。

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それでも標高があがるとともに、大普賢岳や稲村ヶ岳方面の展望がでてきて励みになる。
このあたり、以前はシラベやトウヒなどの針葉樹の中を登った記憶があったが、今はまわり
はほとんどが広葉樹に代わり、針葉樹はわずかになっていた。

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1時間の登りで、弥山小屋へ到着だ。小屋の前は針葉樹の生えた、記憶にある風景だった。
曇り空だがガスもはれたようで、八経ヶ岳がよく見えていた。

展望がある今のうちにと、休憩はそこそこにして向かった八経ヶ岳は、誰もいない静かな
山頂だった。私たちに続いて、単独の女性と男性が到着。

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周囲の展望を楽しみつつ、昼食休憩をとった後は、戻って弥山山頂へ。
弥山小屋を出発したのは13:30。下るほどに頭上に青空が広がってきた。

15時過ぎにトンネル西口への分岐に着いたので、もう少し足をのばして、一の垰を回って
しなのき出合から下ることに。
丈の低いササが生え、ときどき見通しのきく尾根は大峰らしい雰囲気があるところ。

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しなのき出合までは稜線歩きで、そんなに標高差もなかったが、トンネル西口へ向かう
尾根は下へ行くにしたがって傾斜が急になる。「えっ!こんなとこ、下るの?」
ロープが張ってあるのだが、それでもときどき足を滑らせ、「膝が笑ってる。足に力が
入らない・・・」とぼやくMちゃん。

一の垰を回った分は余計だったかな。申し訳ない。ケガなく下山できてホントよかった!

 

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行者還トンネル西口8:40---9:40奥駆道出合---10:40聖宝の宿---11:40弥山小屋---
12:10八経ヶ岳12:45---13:10弥山小屋---弥山往復---弥山小屋13:30---14:10聖宝
の宿---15:05トンネル西口分岐---15:45しなのき出合---16:35トンネル西口駐車地

 

2020年8月27日 (木)

街中の自然・・・サネカズラ・イヌビワ

2020年8月18日 (火) 晴

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よく通る公園の道で、サネカズラの葉を見つけた。
秋の実はよく知っているが、花は見た記憶がない。いつ頃咲くのだろう?・・・と
通るたびに見ていると、梅雨明け近くにツボミをつけた。
が、咲くまでけっこう時間がかかり、やっと花がみられたのはお盆の頃だった。

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へぇー、こんなかわいい花が咲くのか。1. 5センチほどの大きさの花だった。

そして、もうひとつの場所を見に行くと、そこは、ちょっと違った花が咲いていた。
花びらの色は同じだが、花の中心部が赤い花だ。

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他のとくらべようにも、咲いているのはこのひとつだけ。

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???・・・と思いつつ帰って、調べてみて納得できた。
先の花は雌花で、後の中が赤い花は雄花だった。
サネカズラは雄花と雌花が違うということを初めて知った。

 

イヌビワの木もあった。けっこう大きな木だ。
イチジクを小さくしたような実が、たくさんついていた。

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熟してイチジクと同じような色合になった実は、これも1. 5センチほどの大きさ。
割って中をみると、カスカスだった。
残念!これは雄株のようだ。
雌株の実だったら、甘くておいしいのだけど・・・。

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2020年8月25日 (火)

金剛葛城・石ブテ尾根から金剛山

2020年8月13日 (木) 曇のち晴

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<金剛山の最高点、葛木神社>

水越トンネル大阪側からの金剛山は、アプローチが近そうだ。
今回はこっちから行ってみようと、出かけて行った。

水越トンネルが近くなった頃、空が暗くなり雨粒が車のフロントガラスにあたるように
なった。こんなの天気予報になかったけど・・・。
幸い、雨はすぐに止んだが、空はいちめん曇に覆われたままだ。
沢歩きの予定で沢靴を持ってきたが、この天気なら尾根でも涼しいかと、登山靴をはいた。

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<キンミズヒキの花>

石筆橋を渡り、石ブテ谷右岸の林道を登っていく。林道脇にはヤブミョウガやミズヒキ、
キンミズヒキが茂り、花を咲かせていた。
右に大きな堰堤を見ると、まもなく林道終点。そこでは男女5人が沢支度の最中だった。
丸滝谷を遡行する人たちのようだ。

川を渡って、石ブテ尾根にとりついた。いきなりの急登だ。
植林の乾いた細い尾根は滑りやすく、時には立木をつかみながら登ること20分、やっと
緩やかなところにでた。

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尾根は、うっかり転ぶと、どちらかへ転げ落ちそうな細い尾根だ。
そのうち、左側が自然林になり、さらに進むとササも生えて、両側が自然林になった。

空は相変わらずの曇り空で、時折、陽がさす程度だが、涼しい風が吹き渡って快適、時に
は寒いくらいだ。標高850mを過ぎると、尾根の右手は再び植林になった。
いちめんに茂るササと木々の佇まいがなんともいい感じだ。

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金剛山は植林の山だと思っていたが、こんなところもあるのかと思う。
道端にはヤマジノホトトギスや、ツボミをつけたサラシナショウマも見られた。

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やがて道は南東へ向かい、六道ノ辻で太尾道と合流した。
とたんに私の記憶にあった殺風景な?『植林の山』になってしまった。しかしそれも、
大日山(P1094)までだった。
そこから先は杉の大木が目につく、葛城神社の神域らしい雰囲気に変わり、道端にはクサ
アジサイやアキチョウジ、オカトラノオなど夏や秋の花が次々。

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転法輪寺へ出ると、次々、登山者に会うようになった。
杉大木が並ぶ参道を歩いて、葛城神社にお参り。金剛山は何回か来てはいるが、ダイヤモ
ンドトレール縦走で歩いているので、このあたりはほとんど来ていない。

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三角点のある湧出岳まで足をのばした後、南側の山腹道を歩いた。
このあたりは出会う人も少なく、ちょっとした深山幽谷の趣。金剛山はこんなに自然が豊か
な山だったのかと、自分の今までの認識を新たにした。

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一巡りして着いた山頂広場の電光掲示板の気温は21度、快適な気温だ。
時間はまだ10:40だが、大勢の登山者が休憩中。そして登って来る人もひっきりなしだ。
ソフトクリームを買って休憩した後、ブナ林を散策し、帰途に着いた。

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<六道ノ辻の先にあった、この日唯一の展望箇所。大和葛城山が見えた。>

下山は六道ノ辻まで戻って、太尾道へ。まだ時間も早いので、登って来る人が多い。
太尾塞跡で、どう見てもハエたたきらしい物を持った女性に出会った。
思わず尋くと、やはりハエたたきだった。「アブが多いでしょう。少々の力ではダメだから
これでたたくんです」とのこと。いろんな使い方があるんだ・・・・・・と感心。

このあたりまでは、片側が自然林だったが、その先はずっと植林の中の道で、楽しみのない
1時間余の下りだった。
が、今回、20種近い花や実をみることができ、コースを選べば、自然豊かな金剛山が楽し
めることがわかった山行だった。

 

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<久々に見たオカトラノオ>

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<トチバニンジンの実>

石筆橋7:30---7:45林道終点—石ブテ尾根---9:15六道の辻---転法輪寺---9:50葛木神社
---10:10湧出岳---山腹道---10:40山頂広場10:55---ブナ林---11:35六道の辻---12:15
P735南---12:50石筆橋

 

2020年8月21日 (金)

比良・小女郎ヶ池を見に、平から蓬莱山へ

2020年8月9日 (日) 晴

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青空の小女郎ヶ池が見たくなって、比良の蓬莱山へでかけた。
夏休み時期の三連休にもかかわらず、名神高速道路はすいぶんすいていると思ったが、
それは京都東ICに着くまでだった。
料金所の先で、湖西道路方面は、もう渋滞が始まっていた。

花折トンネルを北へ抜けてすぐの空き地に駐車し、花折峠道入口へと車道を歩いた。
安曇川の川遊びや若狭の海へ行く人だろうか、ひっきりなしに車が通る。
距離にしたら500mほどだが、緊張して歩いたので、花折峠道に入った時はホッとした。

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<ここから登山道。>

10分弱の林道歩きで、アラキ峠への登山道入口だ。植林の中、谷沿いの道を登って行く。
登りになった途端、汗が吹き出し、身体が重い。
権現山までは標高差450m余。ここを登れば、あとは緩やかになるから・・・と、自分に
言い聞かせて、ゆっくり歩く。元気の良い男性二人が、追い抜いていった。

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<ヤマジノホトトギスがツボミをつけていた。>

アラキ峠へ着くと、先の男性二人が休憩中だった。今日は権現山までなのだそう。
ここからは植林の尾根道だ。

以前に比べると明るい気がすると思ったが、理由はすぐにわかった。あちこちで木がひっく
り返っていて、それを避けて道がついていた。昨年の台風かな。
時折涼しい風が吹いてくるようになり、この風に元気をもらって登った。

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<権現山山頂。> 

権現山山頂手前は、倒木とイワワラビで道がわかりにくかったが、よく見るとテープもあり
9:10、権現山に到着。
琵琶湖方面は靄ってぼんやりしか見えなかったが、北の方は青空が見えていた。
まずは緩やかに下って、ホッケ山をめざした。

登山道が樹林の中の時は、日差しを遮ってくれて涼しいが、木立があるところはわずかだ。
木立が途切れたとたんに、太陽が照りつけ暑さが押し寄せてくる。
そんな中、吹いて来る風は、冷蔵庫を開けた時のようにひんやりとして快適だ。
ありがたい涼しさだった。

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<ホッケ山からの蓬莱山>

前方遠くに蓬莱山を見ながら、緩やかなアップダウンを繰り返していくと、小女郎峠。
そして、左に折れると、青空の下にひっそりと小女郎ヶ池。

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池とその北東の蓬莱山を眺めていると、話声がして坂下からの登山道に、小学生くらいの
こどもを連れた男性が現れた。そのあとしばらくして男性二人。
『山の日』にあわせて、親子三世代で蓬莱山へ来たのだそう。

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<蓬莱山。琵琶湖側は雲が多かったが、西側は青空がのぞいていた。>

池の周りをひと巡りして、わたしも蓬莱山へ向かった。山頂までは30分ほど。
蓬莱山から下って来る人もあり、よく人に会うようになった。
緩やかだが意外と登り甲斐があり、30分かかって着いた山頂は、観光客で賑わっていた。

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<蓬莱山の一等三角点>

北側の武奈ヶ岳方向を眺めながらの昼食にしたかったが、良いなと思った場所はどこも
シカの糞だらけ。結局、登ってきた方向を眺めながら、早めの昼食。

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なんとなく眺めていると、小女郎池との間のヘク谷源頭部に、めずらしく十数羽のトビが集
まっていた。上昇気流があるのか、風に乗って優雅に漂っていたかと思えば、仲間と急降下
したり追いかけ合ったり。トビも仲間と集団で遊ぶんだ。
ずっと見ていてもあきなかった。

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帰りの湖西道路の渋滞を考えると、そろそろ下山した方が良さそうだ。
11: 20、山頂を出発。小女郎峠までは、池を見に行くという琵琶湖バレイからの観光客が
数組あったが、そこを過ぎるとまた静かな山になった。

涼しい風に吹かれながら、ホッケ山、権現山と下った。
琵琶湖方面にかかっていた靄も、朝よりははれて、湖岸の形がはっきりしてきた。

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時々、登って来る人と出会ったが、権現山を過ぎると、さすがに登って来る人もなくなった。
時間が早かったので、花折山へもちょっと寄り道。こんな山頂だったっけ?
展望のない木立の中の小ピークだった。

標高が下がった分、風がなくなり、アラキ峠からは汗をかきながらの下りになった。

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<林道入口では、キツリフネが咲き始めていた。>

14時には駐車地を出発できたので、渋滞は少しだけで澄んだ。
夏の休日の比良方面は、時間を早めての行動が良さそうだ。

 

花折トンネル北口7:55---8:110登山道入口---8:45アラキ峠---9:10権現山---10:00小女
郎ヶ池10:25---10:50蓬莱山11:20---12:20権現山---12:50アラキ峠---花折山往復15分
---13:05アラキ峠---13:30林道---13:45花折トンネル北口

 

 

 

2020年8月17日 (月)

大峰・和佐又から大普賢岳

2020年8月6日 (木) 雲の多い晴

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<大普賢岳からの稲村ヶ岳・大日山>

前夜の天気予報では、フェーン現象で、日本海側は気温があがるとのこと。
それなら、南の方の山が良いかな・・・と、大峰・大普賢岳へ。

新伯母峯トンネルを抜けた先で右折し、和佐又谷沿いの林道に入った。
和佐又から登るのは長いことぶりだ。
なんだか林道が荒れているような・・・と思いつつ登っていくと、沢道コース入口手前に
立看板があった。

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ヒュッテはもう営業していないのかな・・・さらに登って行くと、ca1080mあたりに
『登山をする方はこちらに駐車してください。』の看板と駐車地があった。
すでに車が6台。
出発準備をしていた人に、和佐又ヒュッテは昨年で営業を終えたことを教えてもらった。

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林道を10分弱登って、見えてきたヒュッテは、ちょうど解体作業中だった。
もう15年以上前になるが、宿泊観察会でコテージに泊まり、夜、岩本さんから山や動植物
の話を聞いたことなど思い出しながら、和佐又のコルへと歩いた。
涼しい風が気持ちいい。

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和佐又のコルを西側へ越え、岩本新道で上部の登山道へでる予定で、無双洞へ続く山腹道
を辿った。針葉樹が目についた樹林は、先へいくほどにヒメシャラやミズナラ・ブナの
広葉樹林になり、時折、樹林の隙間から稜線の山が見えた。

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<大普賢岳かな。> 

登山道の両脇にミカエリソウが群生してくると、道は荒れた谷筋を横切るようになった。
そろそろこの辺りが、岩本新道との分岐のはず。コルにあった「和佐又大普賢岳線歩道」の
地図には岩本新道は載っていなかったけど、まさか廃道になったわけじゃないよね・・・と
心配になった頃、分岐があった。ホッ、よかった!

何回もジグザグを繰り返しながら、標高差200m余を登ること30分。
鷲の窟に出て、和佐又のコルからの登山道と合流すると、まもなく日本岳西側のコル。

一休みをしていると、もう下って来る人があった。
話をすると、1泊2日で友人と吉野からの縦走なのだそう。「暑いし、遠かったです。もう
一人来ます」と言って、休みもせず下って行かれた。しばらくして連れの男性。

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尾根を少し行くと、すぐにハシゴがでてきた。登るとまたすぐにハシゴと、ハシゴが続く。
石の鼻に出ると、前方に大普賢岳が見えた。大台ヶ原方面はぼんやり霞んでいた。

なおもハシゴが出てくる細い尾根を辿るが、右下は切れ落ちた崖で、時々山葵谷が覗けた。
何回か山葵谷を登って、日本岳のコルへ上がってきたがこんな急な谷だったのかと思う。

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いったん小普賢岳との鞍部に下りるが、また連続するハシゴで大普賢岳山頂をめざす。
山頂が近づくとともに歩きやすい道になり、奥駆道に合流した後はひと登りで山頂だった。

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山頂直下で下山する人に出会ったので、誰もいない静かな山頂だった。
八経ヶ岳方面は雲がかかっていたが、稲村ヶ岳や山上ヶ岳はよく見えていた。

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<山上ヶ岳方面>

下山は慎重に連続するハシゴを下り、小普賢岳にも寄り道。
ハシゴの数を数えてみると、大普賢岳から日本岳西側のコルまでの間に、およそ25。
昔もこんなにハシゴがあったかな・・・? 土や岩が落ちて、年月とともに増えた?

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鷲の窟まで下ると、あとは緩やかな道になり、笙の窟、朝日・シタンの窟と窟が続いた。
その間の岸壁にはイワタバコやソバナ、シモツケソウなど、久しぶりの花が見られた。

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なだらかな尾根道を下り、和佐又のコルからは和佐又山へ足をのばした。
わたしの記憶の中では、樹林の中で展望がない山だった和佐又山は、木が切られて明るい
山頂になり、大普賢岳が見えていた。

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そして、あたりに繁茂していたクロズルはすっかり消えて、イワワラビが茂っていた。
山も自然も変わる・・・ツクツクホーシの鳴き声を聞きながら、今は下草などほとんど
なくなった尾根を、和佐又ヒュッテへと下った。

 

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駐車地8:20---和佐又ヒュッテ---8:50和佐又のコル---9:20岩本新道分岐---9:55鷲の窟
---10:40小普賢岳との鞍部---11:20大普賢岳11:45---12:20小普賢岳---13:00鷲の窟---
13:50和佐又のコル---14:05和佐又山14:25---14:50和佐又ヒュッテ---15:00駐車地

 

2020年8月12日 (水)

大阪北摂・オオキツネノカミソリを見て、明ヶ田尾山

2020年8月1日 (土) 晴

そろそろ、オオキツネノカミソリの花が咲き始める頃だと思っていると、7月29日の剣尾
山の帰りに見かけた。箕面の山も咲いているかな? 見に行った。

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箕面川ダム湖北端の周遊路入口に車を停めて、まず清水谷を見に行った。
朝からの日差しは、この季節らしい照りつける強さだが、日陰の谷筋はひんやりとして
気持ちよかった。
オオキツネノカミソリは咲いていた。
まだ見頃の花もあるが、う〜ん、来るのがやや遅めだったかな。

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<道端にたくさん咲いていた。アメリカフウロかと思ったが、少し違うよう。>

 梅ヶ谷の先の谷筋にもあったはずと、戻って、府道を高山方向へ歩いた。
道路端にはフウロの仲間やヤブカンゾウ、ツユクサの花を見ることができた。

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<最近は、見かけることが少なくなったツユクサ。>

この季節、箕面の山中はシカの食べない植物しか残っておらず、他の花は期待できないと
思っていたので、車道脇で思いがけず花に会えてうれしい。

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目的の谷筋には、オオキツネノカミソリが、谷いちめんに群生していた。
が、やはり、ここももう遅かったようだ。残念・・・。
せっかくここまで来たから、まだ歩いてことがないこの谷筋。上へ登ってみるかな。

涸れ谷で、苔むした岩がゴロゴロしていた。初めは傾斜もまぁ緩やかだったが、すぐに
両側が立ってきて、ところどころに岩場も。
箕面の山にもこんな岩場があるんだ。
左右を見上げ、進みやすいところを探しながら登っていると、樹林越しに右上部に明るい
ところがあるような・・・あ、送電線鉄塔の場所かも。

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 そちらへ向かったが、この日は、オオキツネノカミソリを見に行くだけのつもりだった
ので、足元は長靴だ。
傾斜がきついと踏ん張りがきかず、ジグザグを繰り返して登った。
その斜面に赤いビニールテープ片が落ちていた。
こんなところを歩くのは私くらいかと思っていたが、他にもあるようだ。

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<ここの送電線は鉢伏山へ繋がっている。>

なんとか送電線鉄塔の下にあがって、やれやれと一息。
ここ、以前はワラビがたくさん生えている場所だったが、今はワラビは気配もなく、馬酔
木が茂り始めていた。山はどんどん変わっていくな・・・。

ここから先の明ヶ田尾山への尾根は、何回か歩いたことがある道だが、木がだいぶ大きく
なっていた。ほとんどが自然林だから、まぁ、いいか。
40分弱の歩きで、鉢伏山からの登山道に合流し、明ヶ田尾山へ。
その後は鉢伏山へと歩いて、その先で自然研究路6号線へ入った。

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<真ん中の木立が、鉢伏山山頂。>

谷あいの道を下って行くと、前方に何かヒラヒラするものがある。何かなと思いつつ近く
へ行くと、それは休憩していた人が使っていたウチワだった。

女性二人が座って休憩中。政の茶屋の駐車地に車を停めて、登ってきたのだそう。このあた
りは初めてだそうで、「エキスポ記念の森まではどれくらいありますか?」と聞かれた。
しばらく話をして府道まで下ると、駐車場所はすぐ近くだった。

 

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湖周道路入口11:05---清水谷---11:35駐車地---12:00谷の入口---12:40送電線鉄塔---
13:25明ヶ田尾山13:30---鉢伏山---14:20自然研究路6号線分岐---14:50駐車地

 

2020年8月 3日 (月)

大阪北摂・箕面森町から天台山・青貝山周回

2020年7月20日 (月) 雲の多い晴

豊能町の天台山へ出かけて行った。
車は箕面新町北の西の端、林道入口脇に駐車した。天台山と青貝山を周り、青貝山の南の
尾根を下ってくる予定だ。

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<駐車場所に咲いていた花。調べるとベニバナセンブリだった。>

林道に入ると、すぐ下の谷までは広い道がついていたが、その先は昔からの林道だった。
川筋に出る手前に、緊急通報ポイントの番号と『箕面森町里山案内』の地図の立て札があっ
た。どうやら、青貝山からは整備された道があるようだ。

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川に沿った林道を北へと辿る。林道沿いには、クヌギ林や以前は田んぼがあったような跡が
残っており、以前の様子が想像できた。
青貝山への分岐を通り過ぎ、30分で東ときわ台団地そばの吉川峠に出た。
ここから天台山・妙見山方面への登山道へ。

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<登山道脇の送電線鉄塔から、北西に高代寺山が見えた。> 

初めは自然林の中の道なのがうれしい。登山道脇に炭窯跡が残っていたりする。
やがて右側が植林になったが、葉が高いので開放感がある。約40分で青貝山との分岐。
帰りはそちらへ下る。

天台山コースの緊急通報ポイントは吉川峠がNo.1で、ここの分岐はNo.9だった。天台山
が近くなるとともに数字が増えていくが、何番まで行ったら天台山に着くのだろう。
全体の数も表示されているとわかりやすいのに・・・などと思ってしまった。

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<ちょっと変わったキノコ>

天台山の登りにかかる鞍部で、かなり疲れて休憩中らしい男性の姿があった。
「妙見山はもう近いですか?」と尋ねられたが、この尾根は妙見山までのいちばん長いコー
スで、この場所はまだ半分くらいのところ。
私が天台山で引き返すと知ると、「私もそうしようかな」と思案しておられた。

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登りがきつくなると、天台山は近い。山頂の防災無線の電波塔が見えてきたところにあった
通報ポイントはNo.16だった。

山頂に寄ってUターン。青貝山との分岐まで引き返し、南へのびる尾根に入った。
この道を下るのは初めてかも。途中の送電線のところには『トンボ池』の道標があった。

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今回はこのトンボ池の場所を確認する目的もあったので、さっそく道標の方向へ。
でも、道はどんどん下っていく・・・『池』だからきっと谷筋に近いところだろうな。

小川のそばまで下り、さらに下流へ。この先に池なんてあったかな・・・と思っていると、
でてきましたトンボ池。
『トンボ池』は水をはった棚田の休耕田だった。おたまじゃくしやヤゴがいた。

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ここまで下ってきたので、青貝山へは標高差140mを登り返すことになった。(>.<)
天台山へ行く途中に寄っておけば良かった、と思ってももう遅いか・・・。

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青貝山山頂で一休みして、南へのびる尾根に入った。このあたり『とどろみの森』と名づけ
られて、東側の住宅地とこの森を結ぶ散策道が、何本も整備されているようだ。
要所要所に里山案内の地図と緊急通報ポイントが設置してあり、すんなり駐車地点の近くへ
下ることができた。
芽吹きや紅葉の季節に、散策するのも良さそうだ。

 

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<何の花? ジガバチソウかと思ったが、花が違うような・・・>

駐車地9:35---10:05吉川峠---10:45青貝山分岐---11:25天台山11:30---12:05青貝山
分岐---12:40トンボ池12:50---13:10青貝山13:25---とどろみの森---14:05駐車地

 

 

2020年7月29日 (水)

大阪北摂・能勢町吉野から小和田山へ(611.6m)

2020年7月18日 (土) 曇のち晴

この日から、北陸へ草刈りに帰る予定だったが、朝、広げた新聞に、東京・大阪由来の
新型コロナ感染が、地方で広がっているという記事が載っていた。
22日から政府推奨のGo To Travelキャンペーンが始まるとはいうものの、都市部から行
くことに気後れがして、先へのばすことにした。

せっかく出かけるつもりだったのだし・・・と、能勢の小和田山へ出かけることに。
小和田山は4回目かな。長いことぶり。
今までは倉垣から七宝寺経由だったので、今回は北側の加舎の里カントリーへ下るコース
を歩いてみようと思い、吉野から登ることにした。

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<右端の鉄塔を目ざして、尾根を登る。>

国道脇の邪魔にならないところに駐車し、西の山裾へ歩いた。
「ここがとりつきかな?」石灯籠の左の道を少し進むと、獣害防止の扉の向こうに神社が
あった。

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神社の左手から尾根にとりつく。まだ細い檜の植林で、どこでも歩ける尾根だ。
神社から約15分で、巡視路に出て、まもなく最初の鉄塔。
鉄塔の先で尾根にのると、倒木で荒れてはいたが、はっきりした道が北西へ続いていた。

やがて南の釈迦ヶ嶽からの道が合流し、尾根にはササが生えるようになった。
初めは背丈の低い笹だったが、すぐに膝の上を越える丈になり、おまけに朝方の雨の雫を
たっぷりのせている。こんな中は歩きたくない。(>.<)

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尾根の右寄りは樹林でササはないので、そちら側を歩いた。
笹の背丈をみながら、尾根筋に戻ったり右手に寄ったりを繰り返していると、皆、考える
ことは同じなのか、そのうち右手の植林の中に踏み跡がでてきた。

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<小和田山山頂。この山名板、巡視路の標識につけてあるんだ・・・>

標高550m近くになるとササがなくなり、やっと歩きやすくなった。木が大きくなった
からかな。
自然林の中を緩やかに登って、三等三角点の小和田山。
展望のない樹林の中の山頂だが、広さが感じられるのがいい。
そのまま西へ6・7分歩いた尾根分岐を北へくだった。

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<登山地図にあった『化け石』はこの岩のことかな? 高さは3Mほどある。>

手入れされた道をくだること10分、前方に送電線鉄塔が見えてきた。
ここの鉄塔はめずらしく地面にブルーシートを敷いて重りがしてある。? と思いつつさら
に下ってみると、敷地の東角あたりから土砂が谷へ崩落していた。ブルーシートに納得。
上へ戻って、山腹を巻き、次の鉄塔へ。

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<この送電線の向こうは半国山につながる。>

そこから20分余で亀岡市畑野町の登山口だった。階段に張り出した枝がきれいに刈って
あったが、道標がないので初めてだと、登山口とわかりにくそうだ。

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<登山口の階段は段の幅が15cmもなく、転げ落ちないよう要注意だった。>

 

地形図を見て、加舎の里カントリーと小和田山の麓との間の道を帰ろうと思っていたが、
この道の入口には扉があり、通るのはちょっと無理そう。
仕方がないので府道を歩き始めたが、このままずっと府道歩きもな・・・と思っていると
左に分岐する林道が目についた。下で府道と合流するので、この道を歩くことにするか。

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<林道から見る小和田山。>

入口は荒れていたが、だんだん歩きやすい道になり、そのうち道端にアキノタムラソウや
ノギラン、チダケサシが見られた。今日、やっと見られた花だ。
これらの花が見られただけでも、こちら側へ下山して良かったかな!

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<久々に見たアキノタムラソウ>

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<チダケサシの花>

府道に合流した後、地図を見ながら、最短距離で出発点の吉野へ戻ることができそうな道
を選んで歩く。

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<左前方遠くにに東加舎の集落を見ながら>

・ 249から南東へ向かう山裾の道は、途中に扉があったが開けて通ることができた。
木々で薄暗いこの道の両側は、古いサクラ並木になっていた。

この道ができた頃は、人々が繁栄への期待など込めて、サクラを植えたのかな・・・
など思いながら歩いていると、吉野の北側の入り口・ひいらぎ峠に出た。
峠には『吉野の関跡』の説明板と碑(?)があった
駐車場所はそこから15分ほどだった。

 

能勢町吉野12:40---神社---13:35 釈迦ヶ嶽からの登山道に合流---14:20小和田山---
15:22府道登山口---15:30林道へ---16:05再び府道---山麓の林道---16:50国道・
ひいらぎ峠---17:05駐車地

 

2020年7月26日 (日)

台高・キハラ谷からアカゾレ山・地蔵谷

2020年7月11日 (土) 曇一時雨

雨続きで、1週間延期したOさんとの山行予定。
この11日 も2日前までは「まとまった雨が降る」予報だったので、再度、延期かと思って
いた。が、前日に予報は、『曇、昼前に一時雨』に変わった。
何とか行けそうだ。

キワラ滝駐車地そばの滝は、水量は多いものの、前回ほどではない。ほ、良かった!
今回は鳴滝駐車地からスタート。

P71102641

林道終点まで歩き、キハラ谷とゼェノ谷出合を渡って、キハラ谷へ入った。
今回は、足元は沢靴なので、少々水量が多くても気にせず渡れるのが良い。

キハラ谷の二段の滝が見えてきたあたりから、ポツポツと雨が降り始めた。
まだ8時半にもなっていない時間だから、予報よりだいぶ早い降り出しだ。

ここからはカサをさして左俣を遡ったが、そのうちにカミナリまでなりだした。
谷の中なので稜線にいるよりは安心だが、雷鳴が轟く都度に身がすくむ。
2年ほど前、やはりこの季節にカミナリに遭った時も、キハラ谷だったことを思い出した。

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稜線はもう近くなったけれど、このカミナリでは上にあがるのは不安・・・と思っている
と、「ここで先に昼食にしましょう。食べているうちに雨があがります」とOさん。
えっ? もう昼食? まだ9時半だけど。
考えてみれば、朝食を摂ってからもう5時間は過ぎている。時間的には問題ないか。

さっそく適当な場所を見つけて、タープと虫除けネットを張って、昼食の段取り。
食べ終わってコーヒーを飲んでいると、ハルゼミの鳴き声がしてきた。
「ハルゼミが鳴きだしたから、もう雨があがってきたはず」とOさん。よく見ると、確か
に雨はあがっていた。
まだ降っているように感じていたのは、沢の水音だった。

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左岸尾根を稜線直下まで登った後は、アカゾレ方面へと山腹を辿った。
雨にぬれた緑がきれいだ。
ブナやミズナラの大木など、目についたとこへ、あっちへ寄り道、こっちへ寄り道。

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この時期ならショウキランが咲いていないかと期待して探したが、見あたらず・・・昨年
咲いていたところにも、気配さえなかった。

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<アカゾレ山から。ようやく国見山方面が見えてきた。>

アカゾレ山山頂で休憩して、伊勢辻山方向へ。下山予定の地蔵谷へは、アカゾレ山西の
鞍部で谷筋へ入ると近いが、伊勢辻山直下の草地へ寄ってもらった。

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<木が年々大きくなって、奥に見える山がかくれてきたが、好きな草地。>

草地へ着いたちょうどその時、遠くから小さな鳴き声が聞こえてきた。
「カナカナカナカナ・・・」「今、ヒグラシが鳴いた!」と、Oさんの歓声。
わたしも今年初めて聞くヒグラシだ。

草地からそのまま谷筋を辿って地蔵谷へ下れるかと思ったが、沢靴にはちょっと厳しい
傾斜だった。伊勢辻山から北東へのびる尾根にのると、左の枝谷が下りやすそうだ。
ジグザグに折り返して、なんとか谷へ着地し、しばし下ると地蔵谷へ出た。

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地蔵谷は何回も歩いているが、私は登る方ばかりで、下るのは初めての気がする。
登りは特に難しいところはなかった印象だったが、簡単に登れた小滝も、下りはまた違い、
慎重に足場を選んで下らねばならなかった。

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下ること30分余。アカゾレ北尾根との合流点が見えてきて、ほっ、やれやれ。
ここまで来れば、地蔵谷出合は近い。
地蔵谷でもヒグラシが鳴いていた。それを聞きながら、出合へと下った。

 

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鳴滝滝駐車地7:40---8:10ゼェノ谷・木原谷出合---9:35稜線直下で食事11:40---
13:20アカゾレ山13:50---14:45地蔵谷------16:25地蔵谷出合---16:40鳴滝駐車地

 

2020年7月17日 (金)

大阪北摂・梅雨の晴れ間に野間の高岳へ(411.6m)

2020年7月8日 (水) 曇一時晴れのち雨

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<東藤木。棚田の土手に植えられた紫陽花>

『高岳』は剣尾山の西、兵庫県と大阪府の県境にある『高岳、720.8m』がよく知られ
ている。
今回の『高岳』は同じ能勢町だが、野間西山のアートレイクゴルフクラブのすぐ北?に
ある、標高411.6mの『高岳』だ。
以前から、妙見山周辺の地図を見るたびに気になっていた。
この日も梅雨の中休みになったので、こんな時に登ってこようと出かけていった。

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<野間の大ケヤキ。ケヤキとして大阪府下で一番、全国でも4番目という巨樹。>

出かけるのが遅かったうえに、野間の大ケヤキや青空市に寄り道していたので、地黄北の
国道脇に駐車して歩き始めた時は、13時30分になっていた。
仏坂峠を越えて石原の集落までは、舗装道路が続いている。左下に棚田を見下ろしながら
登って行く道の脇には、石仏が2ヶ所。そして峠には碑があった。

P70802461
<石原古墳群>

峠を越すと左手は、棚田跡になり、その先に人家が見えてきた。石原の集落だ。
下って行くと、道路脇に小さな盛り土があり、横に穴が空いている。古墳のように見える
けど・・・と、思っていると、回り込んだ先に『石原古墳群』の案内板があった。
6世紀後半から7世紀初めのものだそう。このあたり、その頃から人が住んでいたんだ。

P70801771
<石原の集落。田畑は電気柵に囲まれていた。>

前方に見えてきた道路の向こうが、『高岳』かと思ったが、道路はかなり交通量がある。
「?」と思いつつ地図を確認すると、『高岳』は私のいる場所の左手の山だった。
民家の間を通り、雨上がりで水が流れる休耕田のそばから、植林地にとりついた。

P70801841
<植林地手前の休耕田から見る、仏坂峠方向(左右の山が重なるところ)>

地図の植生記号を見てずっと植林地と思っていたが、10分も登ると自然林になり、その
後も、荒れてはいるが自然林が続いた。これはありがたい。
目立たない里山だし、登りに来るのは私くらいかと思っていたが、小尾根の巻道分岐には
木にテープが巻いてあった。

小ピークを越え、山腹道と合流すると、古い林道になった。
途中、左手にアンテナのある建物を見て、15分ほど進むと右に、現役の林道が出てきた。
この林道と並行して歩くと、まもなく電波塔が見え、その向こうに高岳の三角点があった。
 

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この山頂周辺には、NHK?、大阪府の防災行政無線、KDDIと三つの電波塔があった。
高岳は標高は低いが、電波塔の山だった。

現役の林道を猪ノ子峠へ歩きかけたが、時間はもう15時。駐車地まではかなりの車道歩
きになりそうだと思い直して、北東の東藤木へ下ることにした。
この林道に出会った時に、カーブのところに道標らしい看板が見えていた。
そこへ行ってみると、矢印がついたNHKの案内板があった。

尾根を下っていくと、やがて広い道に合流。さらに尾根を下ると下に集落が見えてきた。
棚田の横の道に着地して、集落を通り抜け、川沿いの道を石原の集落へと歩いた。

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<東藤木の集落から見上げる、高岳。(中央の電波塔のあるピーク)>

すぐそばの車道は、よく通っている道だが、歩くのと車とでは、まったく違って見えた。
仏坂峠に登り返して、駐車地へ戻った。

P70802371 

車で帰途についてしばらくすると、雨が降り始め、瞬く間に本降りになった。
猪ノ子峠へ歩いていたら、きっと途中で降られていただろう。
良い時に下山してきたようだ。

 

 P70801801

地黄北の国道脇に駐車13:30 ---仏坂峠---14:00石原---14:55高岳---15:40東藤木---
16:15石原---16:35駐車地

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